派遣の仕事が暇すぎて辛い時の対処法。どうしても変わらない場合は辞めて違う会社に変えてしまうのもあり

派遣の仕事が暇すぎて辛い時の対処法。どうしても変わらない場合は辞めて違う会社に変えてしまうのもあり 派遣社員の悩み

皆さんは友人と仕事の話をしている時に「うちの職場すごく暇なんだよね」と言われたらどう思いますか。

「えー、最高だね。代わって欲しいくらい!」なんて言う人も中にはいるでしょう。確かに普段から忙しい職場で働いている人には羨ましい状況だと思えるでしょう。

しかし、仕事がないというのは一見楽で良さそうに聞こえますが、実はかなり辛いものです。

本記事では派遣社員として入社したものの、全然仕事がない場合はどうしたら良いのか、また「なんで雇ったの?」という疑問を解決するために、派遣先に仕事がない理由を追求し、その対処法までお話していきます。

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派遣社員を依頼したのに実際は仕事がない会社の特徴は?

本来、派遣社員を依頼する会社というのは「正社員に抱える仕事量が多く、どうしても残業が多くなってしまうこの現状をなんとかしたい」と思っているはずですよね。

では、会社の方から派遣会社に求人を出しているのに、実際に働いてみると仕事がないとは一体どういうことなのでしょう。

実際には仕事がないという状態に陥りやすい会社には以下の4つの特徴が挙げられます。

  • 人件費を削減したくないために派遣を要請する
  • 人事が現場を把握していない
  • 繁忙期のために前もって派遣を要請する
  • 繁忙期の仕事量が予想よりも少ない

では具体的に上記4つの特徴について細かく見ていきましょう。

人件費を削減したくないために派遣を要請する

現時点では人手は足りているけれど、予算を消化する為に派遣社員を要請する会社です。

中小企業ではこういったことがありませんが、大企業の場合は多いですね。

大企業は各部署での前年度の予算や今年度の仕事のボリューム等から予算が毎年決められますが、もしそれを消化できなかった場合、翌年度はそこまで必要ないと見なされ予算が削られてしまうことになりかねません。

その為、実は人手的に不足していなくても派遣社員を雇用を継続して予算を消化するのです。

こんな理由では派遣社員が当然手持ち無沙汰になってしまいますよね。

人事が現場を把握していない

これは大きな会社など人事が現場の状況を知らない時に起こり得るものです。要するに人事と現場の意思疎通が上手くされていない会社ということですね。

例えば本社が東京にある会社が、大阪支店の現場の状況を知らずに派遣の募集をかけてしまう時などがこれに当たります。

人事としては現場が大変だと思って求人を出したものの、実際の現場では人事が思うほど大変ではなく、正社員だけで業務を回せたりすることもあるのです。

繁忙期のために前もって派遣を要請する

これは繁忙期など一時的な人手不足のための要員として、前もって派遣を要請する会社によくあることです。

予測不能な事態が発生した時の要員となっているため、その時が来るまでは仕事量が少ないということになりますよね。

私の場合も、繁忙期が来る2か月前に派遣として就労したので、最初の2か月は暇で暇で仕方ありませんでした。

繁忙期の仕事量が予想よりも少ない

これは、会社側が「去年はあんなに忙しかったから、今年の繁忙期には派遣社員を倍に増やそう」なんて思っていたものの、実際のところ去年よりも忙しくなかったために人員が溢れてしまったというパターンです。

これは前もって張り切り過ぎた会社側も人件費の無駄ということになりますが、派遣として雇われた方も暇過ぎて辛いということになりますね。

中には仕事自体はあるのに、もらえない派遣社員もいる

ここまでは、仕事がないという状態に陥りやすい会社の特徴を挙げてみました。

しかし、中には仕事自体はあるのにもらえない派遣社員がいるのもまた事実です。何故そのようなことになるのでしょうか。

その理由を4つのケースに分けてみます。

  • 会社が忙しすぎて、誰も派遣に仕事を教えられないから
  • 上司に派遣社員を上手く使える能力がないから
  • 暇を持て余していることに誰も気づいていない
  • 自分の仕事の容量が悪いと判断されたから

上記4つのケースについて具体的に見てみましょう。

会社が忙しすぎて誰も派遣に仕事を教えられないから

会社が常に忙し過ぎるが故に、誰も派遣に仕事を教える時間を割くことができず、結果として仕事をもらえないまま放置されて暇になるというケースです

仕事を教えるというのはそれなりに大変で時間がかかること。目の前の仕事をとにかく片付けていかない追い込まれた状態にいると、放置されてしまうことはよくあることです。

派遣社員としても仕事を教えられないのであれば何もできませんから暇ですよね。

上司の管理能力不足

派遣社員にとってもどういった人が上司になるのかというのは非常に大きな影響があることです。

派遣社員の対応に慣れているれば、正社員と派遣社員の仕事を上手く切り分けて仕事を与えることができるのですが、下手な上司だとそうはいきません。

あれもこれもできないと決めつけ本当に簡単な業務だけを与えることになったり、正社員の部下に丸投げして管理も何もしないなんて言う上司もいます。

同じ部署で同じような仕事をする場合でも、違う課に入った派遣社員はそれなりに仕事をしていて自分は全く何もさせてもらえないなんてことも、上司次第でありうるのです。

暇を持て余していることに誰も気づいていない

「何かしらの指示を誰かが与えているだろう」と思われると、暇を持て余していることにすら気づかれず、ずっと仕事をもらえないことがあります。

特別に教育担当という役割がない会社では、正社員も自分の仕事をこなす傍らで教えてくれますので、自分から手が空いたことを発しないと作業中だと思われてそのままになるということも少なくありません。

自分の仕事の容量が悪いと判断されたから

これは自分の仕事のスピードが著しく遅かったり、覚えるのがあまりにも遅いなど、容量が悪いと判断されたケースです。

「仕事のスピードが遅くて全然次に進めない」と思われてしまうと、当然指示された作業が終わったことを確認しに来ることも遅くなるのでその間仕事をもらえず暇になります。

また「この人は仕事が全然覚えられない」と思われた場合は全然仕事をもらえないでしょう。

もらえたとしても最低限できる簡単な仕事ばかりになってしまいますが、そういった仕事も限りがある為、結局暇を持て余すことになってしまいます。

派遣社員が暇な会社で働くことの大きなデメリット

暇な会社で働くことには以下の2つの大きなデメリットがついてきます。

  • 経験値が上がらない
  • スキルアップができない

まずは色んな経験を積むことができないので経験値が上がらないというデメリット。派遣社員は様々な仕事を経験することができるのがメリットなのですが、仕事がないのでは自分の幅が広がりません。

次に、スキルアップができないというデメリットです。派遣のメリットの一つに「ある業務に従事することが可能なためスキルアップが期待できる」というものがありますが、仕事がない状態ではスキルアップどころかスキルを活かすことすらできません。

沢山のスキルを持って、それを活かしたい人にとってはまさに宝の持ち腐れとなってしまいます。

ただ、派遣社員はあくまでも正社員の仕事を補助するヘルパー的存在ですので、仕事量が常に一定だとは限りません

ですから、たとえ今が暇過ぎるとしても2か月後には繁忙期が来るかもしれないですし、3か月後に大量の仕事をこなさなくてはいけなくなることもあるのです。

仕事が暇過ぎて辛い時の対処法

派遣として就労しても、自分以外の周りの人だけが忙しくて、自分だけ仕事がないのは本当に辛いことです。

だからといってできることもないし、会社にいるからには業務と関係ないことはしてはいけないし…。

では、仕事が暇で辛い時はどうすれば良いのでしょうか。

辛い時の対処法として、以下の6つの方法を挙げてみました。

  • 周りとコミュニケーションを図り、積極的に仕事をもらう
  • 自分の派遣先の会社について知る
  • 自分のスキルアップのために時間を割く
  • 業務が活かせる資格の勉強をしてみる
  • 身の回りの整理を始める
  • 今までの知識をまとめ、派遣のマニュアルがなければ作成してみる

では、上記6つの対処法について一つずつ見てみましょう。

周りとコミュニケーションを取り、積極的に仕事をもらう

まずは上司や周りにいる先輩に、「手が空いているのですが、私に出来る事はないですか」と声掛けをするのが一番です。

職場の人とコミュニケーションを図ることで、職場の人間関係を円滑にすることもあります。

また、仕事に対する積極的な姿勢が評価される可能性があります。派遣先にとって好印象だと、次の更新をしてもらえる可能性も上がりますし、悪いことはありません。

私も実際に今まで話したことのなかった先輩に話しかけることで、一言二言話すことがあり、仲良くなることができました。

たとえ今回は仕事を与えてもらうことが出来なくても、自ら周りの人とコミュニケーションを図ることで、自分が困った時にサポートしてくれる人も出てきやすくなります。

先輩と仲良くなると、困った素振りをしただけでも「どうしたの」と聞いてもらえるようになりますし、何かと得です。

とにかく自ら動いてみることが大事だと思います。

自分の派遣先の会社について知る

派遣として入社した後に、派遣先にて座学をするという会社は実際には少なく、ぶっつけ本番で仕事を実践するという方が多いでしょう。

実際に私もそうでしたが、派遣で働いている人の中で、自社の知識が深い人はそんなに多くはいません。

派遣は基本的に与えられた業務だけこなしていれば良いので、先輩方はどんな仕事をしているのか、そもそも自分の派遣先の会社の仕組みがどうなっているのかということに触れる機会は少ないでしょう。

ですので、これを機会にもっと自社の知識を付けましょう。それが100パーセント業務上で活かせるかというとそうはいかないでしょうが、自社の知識をつけることで、もしかしたら業務に活かせることも少しはあるかもしれません。

また、上司と話した中でふと自社に対する知識が活躍することもありますので「うちの会社のこと勉強してるんだね」と努力を買ってもらえるでしょう。

自分のスキルアップのために時間を割く

空いた時間を自分のスキルアップに割くことは非常に良いことです。

特にデスクワークの人は、仕事をしていく上でパソコンスキルはあった方が良いに決まっていますから、派遣会社で利用可能な無料の自習ソフトなどを活用し、その時間で自分のスキルを磨きましょう。

もし英文事務や翻訳関連の派遣業務など、語学力を生かした仕事に就いているのであれば、英語の勉強をするのも良いでしょう。

ただし、業務時間中に直接関係ないことをやることになる為、上司等には確認をとるようにしてください。

今の業務が活かせる資格の勉強をしてみる

今の業務が活かせるような資格であれば、資格試験の勉強をするのも良いでしょう。

しかも、会社によっては資格手当を支給する会社もありますので、職場が変わっても活かせる資格が良いですね。

ただ、もちろんこの場合も上司に一言許可を得る必要があります。

今までの知識をまとめマニュアルを作成する時間にする

空いた時間を使って、今まで教えてもらった仕事を自分なりにまとめる時間にしたり、派遣のマニュアルがない職場ではマニュアルを作成すれば今後かなり重宝されるでしょう。

実際に私が派遣された職場では、今まで何回も派遣を依頼してきたにも関わらず、派遣のためのマニュアルが無かったため「私がいつか分かりやすいマニュアルを作ろう」と思っていたのですが、あっという間に忙しくなってしまったのでその時間も無くなってしまいました。

同じように派遣のマニュアルが無く、時間を持て余している人にはお勧めの方法です。

対処法を試してみてもやっぱり辛い時は転職を考えることも大事

対処法をあれこれ試してみたけれどやっぱり辛くてどうしようもないという時は、まずは派遣会社に相談しましょう。

派遣会社に相談し、まずは仕事量を増やせるか聞いてもらう等の改善策を提案してもらうのです。場合によっては他の仕事を紹介して貰えるかもしれません。

あまりにも暇が続くと「自分は役に立っていない」、「ここにいる意味がない」と思ってしまいますし、周りが忙しいのに一人だけ何もしていないことで白い目を向けられるのでは…という不安にも駆られてしまいますよね。

また、自分でも転職サイトを見る等して退職に気持ちを向けた方が前向きになれるでしょう。メンタル的にやられてしまうくらいなら転職を考えたほうが吉です。

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