仕事ができない派遣はすぐクビ?仕事ができる派遣と仕事ができない派遣のそれぞれの特徴やできる人間になる為にやるべきこと

派遣社員の悩み

派遣社員として働いたのに「仕事ができない」と落ち込んでいる人もいるでしょう。私も入社当時は仕事が覚えられずに悩んだことがありました。

仕事ができないと「クビになるのではないか」など、色々と不安になりますよね。

ただ派遣社員にも仕事ができる「スーパー派遣」は存在します。

本記事では、仕事ができない人とできる人の違いや、仕事ができないと派遣社員はクビになってしまうのか、どうすれば仕事ができる人になれるのかなどについて詳しく紹介します。

派遣社員で仕事ができる人とできない人の違い

一般的に、仕事ができる人は上司から好かれやすく、仕事ができない人は嫌われやすい傾向にあります。

では、派遣社員で仕事ができる人とできない人の違いは何でしょうか。

仕事をこなす能力の差ももちろんありますが、人間性でもその差は生まれています。

ここでは派遣社員で仕事のができる人とできない人の違いについて説明していきましょう。

仕事ができる派遣社員の特徴

最初に、仕事ができる派遣社員の特徴から見ていきましょう。

コミュニケーション能力が高い

仕事ができる派遣社員はコミュニケーション能力が高いです。

人と話すことが上手く、また聞き上手な人でもあります。相手の話を聞いている時は必ず適度な相槌を打ち、一つの会話から話を広げていくので会話が不自然に途切れることがありません。

また、話の内容を分かりやすく伝えることに長けていて、簡潔に話すので無駄がないため説得力があります。

相手に対して適度な距離でコミュニケーションをとれるので印象が良く、信頼関係に繋げることができるため、結果として仕事ができる人と言われるのです。

分からないことはすぐに聞く

仕事ができる派遣社員は分からないことはすぐに聞きます。

自分の勝手な判断で業務を進めず確認を怠らないので、大きなミスに繋がるリスクが減るのです。

すぐに聞くと言うと「少しは自分で考えて」と言われそうですが、仕事ができる派遣社員の場合は聞き方が違います。

たとえば「これは何のことですか」ではなく「これは〇〇のことでしょうか」といったように、自分の中でも一度考えた上で質問するので嫌な印象を与えません。

自分が困った時に上手く助け船を求められる人とも言えますね。

スピードを意識して効率よく作業する

仕事ができる派遣社員はスピードを意識して効率よく作業しますので、やらなくてもいい無駄な作業をしません。

たとえばデータ入力をする際でも、ショートカットキーを多用し作業スピードを速めたり、一度席を離れる際は同時に行える作業がないかを考え、何度も行き来する時間を省くなどの工夫をするのです。

一日の業務の中でどんなことに長い時間をかけてしまうのか、省ける作業はないのかなどを振り返っているため無駄なく仕事を進められるのです。

残業は適度にする

仕事ができる派遣社員は残業を適度にします。

自分の作業は終わっていたとしても「我関せず」という顔で定時上がりをせずに、繁忙期など会社の空気を読んで会社に貢献する協調性があるのです。

実際に私は残業ほぼなしの会社で働きましたが、予想外の自体が発生したため、「残業した方が絶対に良い空気」を感じたので残業しました。もちろん「残業して」とは言われていません。

そういったことが重なったので派遣先の上司からは気に入られ、無期雇用の話が出たりと、悪いことはなかったのです。

契約上では残業なしだったとしても、社員が忙しそうに残業している時は「今日は残れます」と言って仕事を手伝う姿勢を適度に見せた方が、上司からの「できる人」という評価に繋がるでしょう。

マナーがしっかりしていて謙虚

仕事ができる派遣社員はマナーがしっかりしていて謙虚です。

上司や先輩がどんなに飾らないタイプの人でも立場をわきまえて発言し、言葉遣いや行動も慎重に行いますし、たとえ褒められても天狗になったりはしません。

また、自分が行った業務に対する責任感があり、小さなミスでも見つけた場合は謝罪し反省します。

過度な謙虚さは時に「頼りない」という印象を与えますが、仕事ができる人の謙虚な姿勢は好印象で、何かあっても周りが「これくらい大丈夫だよ」と自然にフォローしてくれることも多いでしょう。

自分は派遣だからという甘えがなく真面目に仕事をする

仕事ができる派遣社員は「派遣だから」という甘えがなく、真面目に仕事をします。

「派遣だからこんなに頼まれる筋合いはない」「派遣だから残業しなくて当然」などという考えがなく、仕事に対して真面目に取り組むのです。

雇用形態にこだわって「派遣だから」と言って卑屈になったりする人は、それが仕事ぶりにも表れるものですが、仕事ができる派遣社員の場合は雇用形態が何であろうと「これは私のするべきこと」だと思って働いています。

仕事ができない派遣社員の特徴

次に、仕事ができない派遣社員の特徴を見ていきましょう。

作業が遅い

仕事ができない派遣社員は、作業が遅いという特徴があります。

これはあえてダラダラと作業しているというよりも、そもそもスピードを意識していないか、意識していても遅いかのどちらかです。

頑張って作業スピードを上げようとする意欲や目標がない人は、もっとスピードを意識して欲しいと思われているでしょうし、意識していても作業が遅い人の場合は「適性がない」とみなされます。

どちらにしても「長期働いてほしい」とは思われず、次の更新で契約を終了されるケースもあるでしょう。

いつも同じミスをする

仕事ができない派遣社員は、いつも同じミスをするという特徴があります。

上司から教えてもらった業務を何故かメモにとらなかったり、メモしても後から見返さない人はいつも同じミスをするため、周りから「できない人」だと思われてしまうのです。

私の派遣先にも実際にいつも同じミスをする人がいたのですが、彼女の場合はパニックになりやすく、どこにメモしたのかすら分からなくなってしまうため、上司から呆れられていました。

分からないことがあっても質問しない

仕事ができない派遣社員は、分からないことがあっても質問をしないという特徴があります。

話しかけることが苦手で聞くのが気まずいという人もいますし、「何度も聞くことで嫌な印象を与えたくない」と言う思いから聞かない人もいるでしょう。中には何が分からないのかすら分かっていないため聞けないという人もいると思います。

ただ、疑問に思った時に聞くことができないと、後で大きなミスに繋がりやすいので気を付けなければいけません。

私の派遣先にいた人は何度も聞くことが気まずかったのか、自己判断で作業を進めたら大きなミスになり結果的に解雇されました。

契約以外の仕事は断固としてしない

仕事ができない派遣社員は、契約以外の仕事断固としてしないという特徴がありま

す。

もちろん派遣社員は契約が全てですから、派遣先の企業は契約外の仕事は本来頼めないことになっています。

しかし、今の作業に大きな影響を与えない程度のほんのちょっとの作業を頼まれただけであれば、引き受けた方が印象は良く、派遣先との良好な関係を築くためにもなるでしょう。

もちろん強制はできませんが「ちょっと手伝ってもらえるかな」程度のものであれば、助け合いも時には必要ではないかと思います。

ただ私の派遣先には「どんな小さな作業であろうと、契約外ですから私には無理です」という発言を繰り返した人もいて、上司からは「全く協調性がなくて使えない」と嫌われていました。

あまりにも頑なに断ると、印象はよくありませんね。

残業を絶対にしない

仕事ができない派遣社員は、残業を絶対にしないという特徴があります。

先程の「契約外の仕事を頑なに断る」ことと重なるのですが、入社時から「残業一切なし」の契約であれば、残業する必要はないので強制はできません。

ただ、イレギュラーが発生して忙しくなり、手が回らない状況になった場合、そこでも多少は助け合いをした方が良いのではないかと思います。

一方周りがどんなに忙しくても「私は派遣なのでお先に失礼します。」と断固として残業しない人は嫌われるでしょう。

結局のところ、契約内容云々ではなく会社に貢献しようという気持ちが印象を左右するのかもしれませんね。

スキルアップしようとしない

仕事ができない派遣社員は、スキルアップしようとしないという特徴があります。

たとえば仕事で慣れない作業を頼まれた時に「私には難しいです」と言って相手に返したり、自分のスキルアップをしようという意欲がなく「現状維持」を保つ人です。

後退しないのは良いのですが、前にも進まないのでは印象が良くなりません。特に周りにスキルアップ意欲が強い人がいる場合は比較され、「あの人はいつまで経っても向上しない」という印象になるでしょう。

そもそもスキル不足だったり経験不足である

仕事ができない派遣社員は、そもそもスキル不足だったり経験不足であるという特徴があります。

この場合、自分のことを過大評価してアピールしていたり、登録時の経歴内容に嘘があるため自分に見合った派遣先が紹介されていないことがあるでしょう。

そもそも派遣先が求めているレベルに達していない人が無理して就業すると、「思ってたより全然できない人」「使えない」と言われてしまいます。

派遣ということに対して卑屈で、正社員にひがみを持っている

仕事ができない派遣社員は、派遣ということに対して卑屈で、正社員にひがみを持っているという特徴があります。

実際に私の派遣先にいた人は「派遣なんだから、正社員より仕事量が少なくて当たり前」「給料が少ないのに、こんなことやらされるなんてやってられない」が口癖でした。

確かに言っていることは間違っていませんが「そんなに卑屈になるのにどうして正社員を目指さないのだろう」という気にもなりますよね。

「派遣社員で働いていることが卑屈で仕方ない」ということを全面に出していると、仕事に協力的でなくなり「仕事ができない人」と思われてしまいます。

派遣で仕事ができないとクビ?更新はなし?

「私は仕事ができないからクビになるかもしれない」と不安に思っている人は案外多いのではないのでしょうか。

私も実際に入社したばかりの時は役に立たず「このままならクビかもしれない」と思ったことがありました。

しかし派遣社員には未経験OKの仕事も沢山ありますので、最初は初心者だと思って見てくれることも多く、少し仕事ができないからと言って解雇されることはないでしょう。

ただ場合によってはあり得るので、以下で具体的に説明します。

スキル不足による解雇はあり得る

多少仕事ができないからといって、すぐに派遣先をクビになるということは考えにくいですが、あまりにも仕事ができないとみなされるほどのスキル不足であれば解雇されることが考えられます。

解雇される理由の中に、能力不足という項目があるからです。

  • 労働者の労務提供の不能による解雇
  • 能力不足、成績不良、勤務態度不良、適格性欠如による解雇
  • 職場規律違反、職務懈怠による解雇
  • 経営上の必要性による解雇
  • ユニオンショップ協定による解雇

(引用:厚生労働省「解雇」に関する具体的な裁判例の骨子と基本的な方向性

実際に私の派遣先にいた仕事ができない人も、電話応対で相手の名前と担当者の名前すらメモをとれないということが続き、スキル不足を理由に解雇されてしまいました。

派遣先によっても「許容範囲」というものがあるので、どの程度で見切りをつけられるかはまちまちですが、スキル不足による解雇はあり得るので気を付けましょう。

ただし契約期間中の解雇は基本的にあり得ない

残念なことに解雇されてしまうということがあった場合でも、基本的には契約期間中に「明日で終わりです」と言われることはありません。それは不当解雇に該当するからです。

ですから契約で定められている派遣期間内は働くことができます。

ただし、無断欠勤が多いなど勤怠が悪かったり、上司に対して攻撃的、会社に大きな損害を与えるミスなどをした場合は契約期間内でも解雇される場合があるでしょう。

基本的に派遣先で契約終了と判断される場合、30日前には通知されるのが一般的です。

契約途中の解雇については以下の記事を参考にして下さい。

契約期間中の派遣切りは違法?不当解雇?
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更新はしてもらえない

契約途中の解雇がないとしても、ほとんどの場合に初回の更新時に断られてしまうことになるでしょう。

正社員として雇用しているのであれば、少しくらい長い目で見て成長することを期待し、そして教育します。

しかし派遣社員はあくまで有期雇用であり、自社の社員でもありません。

わざわざ育てる、仕事ができるように待つなんて会社はなく、更新せずに違う派遣社員に変えるだけです。

どれだけ仕事ができるべきかの基準は就業先の会社によって異なりますが、その基準に達していないのであれば、更新は望めないのです。

仕事ができる派遣社員になるには

仕事ができないと最悪クビになる可能性もゼロではないと知って、益々不安になってしまった方もいるかもしれません。

仕事ができないと思われると良いことはないですね。なんとかして仕事ができる人になりたいものです。

ここからは、仕事ができる派遣社員になるにはどうしたら良いのか説明します。

仕事に真摯に、常に考えながら仕事をする

仕事ができる派遣社員になるためには、仕事に対して真摯に向き合い、常に考えながら仕事に取り組むことが必要です。

「派遣社員だからこの程度でいい」というようなことは考えず、契約内容に従って、まずは自分に与えられた仕事をしっかりとこなすようにしましょう。

自分の業務がままならならいうちに、仕事ができる人を装って他の仕事を引き受けてしまうのは本末転倒です。

自分のするべき業務を以下に効率よくこなせるか、無駄を省けるか考えて、たまにやり方を変えてみるなど自分なりに工夫して業務に取り組むと良いでしょう。

慣れない仕事はスキルアップだと思って取り組む

仕事ができる派遣社員になるためには、慣れない仕事でも「自分にはできない」と諦めず、やり方を上司に聞いて学びがら取り組んでいく姿勢が大事です。

仕事ができる人は「慣れない仕事こそスキルアップになる」と思って挑戦します。

頑張っていればいつか自分の得意分野に変わるかもしれませんので、最初から苦手意識を持たないでやってみるということが大事ですね。

与えられている仕事は全部、自分が向上するためのものだと思って取り組んでみましょう。

派遣会社のスキルアップ制度を活用する

仕事ができる派遣社員になるためには、派遣会社のスキルアップ制度を活用することも大事です。

自分の派遣会社にはどんなスキルアップ制度があるか知っているでしょうか。

大手の派遣会社では特にスキルアップ制度が充実していて、事務で使うOAスキルやIT講座、英語力を身に付けられる講座や資格対策、各種セミナーや研修など、あらゆるサービスが無料で利用できるように用意されています。

大手の派遣会社に登録している人は多いですが「そんな制度あったの」と、せっかくのチャンスを水に流してしまっている人も多いのです。

自分の今の職場で活かせる講座はもちろん、将来のために気になる講座も受講してみることをおすすめします。

自分のスキルを活かせる仕事に就く

仕事ができる派遣社員になるためには、自分のスキルを活かせる仕事に就くことも大事です。

もちろん挑戦したい職種があればやってみるのも良いですし、それも派遣の醍醐味でもあります。

ただ、自分の性格やスキルに全く見合わない仕事を選んでしまうと、結果的に仕事ができない人になってしまう可能性が高いので、自分の活かせるスキルを把握しておくことは大事です。

自分の強みを知っていれば、派遣先で活かせなかった場合でも、次は適した派遣先に行けるでしょう。

各派遣会社には「キャリアカウンセリング」が用意されていることがほとんどですので、自分の活かせるスキルが何か分からない人、不安な人は相談してみると良いですね。

会社が合わないと思ったら辞めることも大事

今回は派遣の仕事ができる人とできない人について説明しました。

自分がどちらに当てはまるか考えた時に、少しでも仕事ができない人の要素があった場合は、仕事ができる人の真似をして少しずつ仕事ができる人になっていきましょう。

仕事ができる人は効率よく作業をしたり、自分のスキルアップに励むなど、努力を怠らない姿勢があるのと同時に、謙虚な姿勢や協調性が見られます。

ただ、仕事ができないと感じていても、それはスキルに見合った会社ではないというだけとも考えられるので、全て自分が悪いと落ち込むのではなく、「自分が活かせる職場が他にあるのではないか」と前向きに捉えていくことが大事です。

会社が合わないのであれば潔く諦めて今の職場を辞め、他の職種に就くために一歩進んでみて下さいね。