正社員から派遣社員に転職はもったいない?後悔しない為に知っておきたいそれぞれの良さ

派遣社員の働き方

正社員から派遣社員に転職しようと悩む人も多いですよね。

実は私も正社員から派遣社員になったうちの一人です。

では、何がきっかけでそう考えるのでしょうか。

理由は人それぞれですが人生の転機となる「結婚・妊娠・出産」だったり、「会社の人間関係などの悩み」だったりするかもしれません。

中には長期的な目で考えてみたライフプランから転職を考える人もいるでしょう。

では、正社員から派遣社員に転職すると、どういったメリット・デメリットがあるのでしょうか。

本記事では、メリット・デメリットはもちろん、実際にする手続きや転職するにあたって志望動機はどうすれば良いのかなど詳しく考えていき、あなたの転職を応援します。

Contents

正社員を辞めて派遣社員になろうと思う理由

正社員と聞くと「安定した、良いイメージ」が強いですよね。

その「良いイメージの正社員」を辞めたいと思うくらいですから、よほどつらい何かがあるのでしょう。

では、正社員から派遣社員になろうと思うそれなりの理由とは何でしょうか。いくつか以下に挙げてみましょう。

  • 仕事のプレッシャーや責任重くて辛い
  • 休みがなく体がもたない
  • サービス残業が多いわりに給料が低い
  • 人間関係が辛い
  • パワハラが辛い
  • 結婚によって今後のライフスタイルを考えた
  • 妊娠・出産を機に、フルタイムで働けなくなった

だいたい上記の7つが正社員を辞めようと思う代表的な理由です。

では、これらの理由をきっかけとして実際に派遣社員に転職することで、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

正社員から派遣社員になる人の割合は?

実際に、正社員から派遣社員に転職した人はどのくらいの割合なのでしょうか。

一般財団法人日本人材派遣協会では、現在派遣社員の人に派遣社員WEBアンケート調査」を実施し、これまでのキャリアについての調査をしています。

調査データによると、派遣以外に経験した就業形態で「正社員のみ経験」と答えた人が24.8%、「正社員とその他の就業形態を経験」いう人が57.6%でした。

つまり、82.4%の人がこれまでに正社員を経験した人ということになりますね。

一方、「正社員経験なし」という人はたったの17.6%でした。

この調査結果から、正社員から派遣社員になる人は結構多いということが分かるでしょう。

正社員から派遣社員になると何がどう変わる?メリットとデメリット

正社員を辞めようと思う理由を見ると、やはり正社員はそれなりに辛いものだということがわかりましたね。

では、実際に正社員から派遣社員になると具体的に何がどう変わるのでしょうか。

転職は自分の人生をより良くするためのものですが、実際は「正社員から派遣社員になって良かった人」と「正社員から派遣社員になって後悔する人」の2つに分かれます。

ただ、後者のように「正社員から派遣社員になって後悔する人」というのは、派遣社員についてよく理解せず転職する人がほとんどなのです。

転職は人生の転機ですから、後悔することのないようにしっかりと派遣社員になるということはどういうことなのか理解しておきましょう。

正社員から派遣社員になって良かった人のケース

最初に、正社員から派遣社員になって良かった人のケースから見ていきます。

仕事のプレッシャーや責任から解放された

正社員だった時は部下や後輩を育てる立場で、チーム全体の成果を上げないと自分の評価が下がってしまうので常にプレッシャーを感じていましたが、一気に肩の荷が下りました!

正社員から派遣社員になって感じるのは、肩の荷が軽くなったということでしょう。正社員の場合、「成果を出さなくては」、「会社の期待に応えなくては」というプレッシャーはや責任から解放されるのは無理なことです。

まず、責任を負うことをしたくない人は最初からそういう業務を選択しなければ良いでしょう。

また、会社にもよりますが「派遣の業務」と「正社員の業務」が分業化されていることも多く、責任を負う業務は正社員の仕事になっているケースがほとんどです。

ですから「何かをやらかしてしまう」というような不安を抱えることも、何かにプレッシャーを感じて気が重くなるということはほとんどありません。

残業時間が圧倒的に減った

正社員だった時は残業、残業の毎日で、睡眠時間が全然足りなかったの。はっきり言って不健康だったわ。でも派遣社員は残業時間も選べるのね!定時に上がれるのなんて何年ぶりだろう!

正社員から派遣社員になった場合、あんなに残業していたことが嘘のように、定時で上がれることが多くなります。

何故なら最初から残業時間が少ないことを条件とすれば、残業が多い会社の紹介はされないからです。

正社員として働くと、残業をしているのが当たり前という会社が多いですよね。中には「21時までの残業なんてまだ可愛い方だ」という人もいます。はっきり言って不健康で、そのうち体を壊してしまいますね。

派遣社員として働くと、同じ職場の正社員が残業しているのを毎日のように見かけます。自分も正社員だった時はこうだったな」と第三者の立場から見れるのです。その姿を横目に「お先に失礼します」と罪悪感もなく言えるのは派遣社員ならではでしょう。

また、会社によってはできるだけ派遣社員には残業させないように配慮してくれるところもあります。

正社員の時は考えられなかった「帰りに○○によって帰ろう」ということも可能になえい、健康的な生活を送ることができるのです。

人間関係で悩むことが減った

正社員だった時は同僚と合わなくて本当に困っていたの。今後も上手くやっていく自信がなくて、ずっと悩んでいたわ。でも派遣て期間が決まっているから人間関係もすごく楽ね!

職場の人間関係で悩む話はよく聞きますが、派遣社員の場合は正社員よりもずっと楽な方でしょう。

何故なら、派遣は雇用期間が決まっているので、この先ずっと続く人間関係ではないと割り切れるからです。

人間関係のように、個々の「合う、合わない」は誰にもどうすることもできませんから、いっそのこと切ってしまうに越したことはないでしょう。

派遣の場合は万が一人間関係で悩んだとしても、次の契約更新をしなければその関係を終わらせることができます。

時給に直すと正社員だった時よりも給料が上がった

正社員だった時はサービス残業だらけで本当に割に合わない給料だったけど、派遣社員になったら逆に給料が上がったわ!

正社員から派遣社員になった人の中には、前より給料が上がったという人もいます。

「正社員はサービス残業が多い」というイメージがあるように、仕事が大量なだけに全然終わらず、必然的に残業になったり、休日出勤しなくてはいけないといったこともあるのではないでしょうか。

中には1日に平気で10時間はサービス残業をさせるというブラック企業もありますよね。

いくら正社員とはいえ、毎日の労働を時給で換算してみると、実は給料がかなり低くなる場合もあるようです。中には「時給に直すと1000円くらいだった」なんていう人も少なくありません。

派遣社員は時給制ですので、残業すればする程、給料となって返ってきます。サービス残業という言葉は派遣に対してはほぼ使われないに等しいでしょう。

また、派遣の平均時給は1,200円~1,500円と、簡単な仕事が多い割には時給が高めに設定されています

一般的に1日8時間労働の会社が多いですが、派遣社員の時給を月給にすると約21万円から約26万円です

求人を見ていると正社員を採用する場合でも月給23万円に満たない会社も多いので、場合によっては派遣社員の方が沢山稼げるということもあります。

パワハラから解放された

正社員だった時は上司から理不尽に怒鳴られることがよくあったので、正直メンタルもやられていました。でもさすがに派遣社員にはパワハラしにくいみたいですね!今ではあり得ないです!

派遣先の会社からすれば、派遣社員は取引先(派遣会社)の人、つまり外部の人になりますので、理不尽に怒鳴られたり罵声を浴びせられるといったパワハラは受けないことがほとんどでしょう。

しかしこれが「自分の会社の人間」と認識されるとパワハラの対象になってしまうことが多いです。

実際に私が勤めていた会社では、正社員に罵声を浴びせる上司がいました。たとえ相手が女性社員でも、平気で大声を張り上げたり嫌味を言う上司だったのです。

しかし、派遣社員がミスをしても直接怒られるということはなく、先輩を通して関節的に注意されるだけでした。

これには先輩方の方が驚いてしまうくらいだったのです。

やはり派遣社員は自社の人間ではないので、中々パワハラはしづらいということでしょう。

結婚・妊娠・出産に合わせたライフスタイルが実現した

結婚することになったけど、このまま正社員でいたら転勤もあるし家事もままならないから、いっそのこと辞めて正解だったわ。派遣社員てこんなに自由が手に入るのね!

妊娠・出産をきっかけにフルタイムで働けなくなり派遣に転職しました。週4日で残業もなく、しかも子育て経験のある女性が多い職場なので理解があるし、とても助かっています!

結婚や妊娠・出産など、今後のライフプランが大きく変わることを機会に、正社員から派遣社員になる女性は非常に多いです。

正社員の場合、会社から辞令が下りれば逆らうことはほぼできませんし、逆らうのにはリスクが伴いますよね。正社員の生活は常に会社の都合によって左右され、自分のライフプラン通りに進めるのは無理があります。

しかし派遣社員の場合、会社都合の転勤や異動もなく、契約上で決められたこと以外の「不測の自体」が起こりません。

しかも、自分のライフスタイルに合わせた条件で仕事ができますので「家事や子育てもきちんとしたいから、週3勤務で17時には仕事が終わって、最低でも時給1,500円は貰いたい」という条件ならばそれも可能になります。

私も実際に出産を機に派遣社員に転職しました。私が希望した条件は「土日祝日休み、簡単な事務作業、9時から17時までで残業ほぼなし、主要駅から徒歩5分以内、子供の発熱など突発的な休みに理解のある会社」でした。

すると条件通りの仕事が紹介され、1か月後には思い描いていたオフィスライフをスタートすることができたのです。

私の場合は女性が多い保険業界の事務でしたが、ある程度自分の手を離れている子供がいる世代が多かったので、子供の看病のための早退や欠勤等に理解を示してくれました。

このように、派遣社員はプライべートを充実させ、自分の望むライフスタイルに近いものが実現できるのです。

ただ、あまりにも好条件ばかりを設定すると中々そんな求人は見つからないですし、あったとしても競争率はかなり高いので注意しましょう。

正社員では叶わなかった大手企業に勤めることができた

ずっと大手企業に勤めたいと思っていたけど倍率が高すぎて結局叶わなかったの。まさか今になってその夢が叶うなんて信じられない!

「派遣だからこそ、大手企業で働きやすい」というのもまた派遣のメリットです。

特に「紹介予定派遣」として大手企業に行けた場合は、派遣先企業の直接雇用になれることも夢ではありません。

「本当は大手企業の正社員として働きたい」という人は沢山いますよね。しかし競争率は異常に高く、いばらの道です。仕方なく諦めて中小企業の正社員になったという人も多いのではないでしょうか。

正社員として大手企業で働くことに比べれば、派遣社員として大手企業を狙うことは待遇面でも全然違いますから、そんなに大変なことではありません。

簡単かつ単調なルーティン作業を選んだことで、気楽に仕事ができるようになった

正社員だった時はあれもこれも仕事を抱えすぎて頭がパンクしそうだったけど、派遣社員てこんなに気楽に仕事ができるんですね!

派遣社員は、あらかじめ契約で定められている業務をこなすことが仕事です。ですから、あれもこれもと予定外のことを頼まれることがありません。

正社員の場合だと沢山の仕事を抱えているため、常に仕事に追われている人が多いですよね。

一方、派遣社員の場合、派遣先の会社は契約上にない業務の指示は出せないことになっているのです。

また、業種にもよりますが、特に事務職であれば雑務を含めた簡単な業務が多いです。マニュアルに従って同じ作業を繰り返すだけなので早く仕事に慣れることができるでしょう。

例えばデータ入力業務だとしても、データを作成するところから始まるのではなく、既存の入力フォームに従って入力することがほとんどですので、入力ルール等を教えてもらえば誰にでもできる作業となります。

「とにかく仕事を気楽にやりたい」、「余計なことは一切考えず黙々と仕事に打ち込みたい」という人にはピッタリでしょう。

取引先との不要な付き合いがなくなった

正社員だった時は、取引先の人との付き合いで週2回は飲みに行かなきゃいけなくて、正直言って楽しくなかったし、1回の出費も大きかったから辛かったの。派遣には余計な付き合いがないから嬉しい!

業種によっても違いますが、派遣社員の場合、外部の人と付き合わなくてはやっていけないという業務がほとんどありません

一方正社員の場合は、職種によって「取引先との付き合いがあってこそ自分の会社が成り立つもの」ということも多く、人によっては週の半分は取引先の人と飲みに行くということも少なくありません。しかも取引先の人との関係は「信頼関係」ですので、悪化させるわけにはいきませんよね。

待遇面を重視して正社員を選んだにも関わらず、その分付き合いが多くて逆に費用がかさんでいるという正社員は案外多いものです。

正社員から派遣社員になって後悔した人のケース

次に、正社員から派遣社員になって後悔した人のケースを挙げていきます。

雇用が不安定で先行きが不安になった

正社員の時はいつ無職になるかなんて考えたこともなかった。もし契約更新されなかったらすぐに次の仕事が見つかるかな…。

正社員の時は、いつ自分が職を失うかという心配なんてしたことがなかったと思います。自分から何かを仕出かさない限りは解雇される心配もありませんしね。

しかし、派遣社員になった途端に契約更新がいつ切れてしまうのか不安で仕方なくなるということがあります。

派遣社員は期間満了日近くにならないと契約が更新されるかわかりません。ですから自分が無職になる時期すらわからないのです。

また、同じ職場(課)で働けるのは最長で3年間と決められているので、3年経つとまた転職するしかありません。

年収が大きく下がった

派遣社員になって1年経ったけど、正社員だった時に比べると年収低いなぁ…。去年は特に休日が多かったから毎月の給料も低かったし、これじゃあ旅行の予定立てられないよ…。

正社員の時は単純に給料・昇給・ボーナスがあったのに対し、派遣社員の場合は給料しか貰えません。

また、正社員の場合は職種によってインセンティブ(成果報奨金)が支給されることもあるので、年収で比較するとその差は倍近くの差になるでしょう。

そして派遣社員は時給制なので、休みが多い月は月給が少なくなります

例えば大型連休がある月など、休みが多いのは嬉しい事なのですがその分給料が減ってしまうので、休日の出費もまた痛いと感じることもあるのです。

普段に比べ連休のある月だと3、4万円も減ってしまうかもしれません。

ボーナス、退職金が出ないため貯金しづらい

毎月貯金してるのに全然貯まらないよぉ…。正社員の時はボーナスがあったから結構貯金できてたけど、ボーナスがないって大きいなぁ…。

ボーナスや退職金がないというのも派遣社員のデメリット。

正社員の場合、年に1、2回のボーナスがあるので金銭的な余裕が生まれ「次のボーナスで○○を買っちゃおう」などと使い道を考えるのも楽しかったのではないでしょうか。

例えばボーナスが2回あるとして、1回の金額が20万円だとしても、年収で考えると40万円になります。この40万円があるのとないのとでは全然違いますよね。

派遣社員はボーナスがなく退職金もないので、毎月の給料の中からしか貯金に回すことができないため、どんなに節約しても貯金できる金額には限りがあるのです。

また、正社員の場合、勤続年数が長くなると退職金が出る会社がおおよそ8割あります。例えば10年勤務したとしても、これまで頑張ってきた分のご褒美は最低でも100万円から200万円はあるでしょう。

このように、年を重ねるほどに正社員と派遣社員の貯金額に開きが出ることは言うまでもありません。

給料が一向に上がらない

働いて2年になるし、仕事は結構できる方なのに、どんなに頑張っても給料が上がることがないって辛いなぁ…。正社員の時は1年に1回昇給があったんだけど…。

派遣社員に昇給という言葉は、ほぼないようなものです。

正社員の場合は会社によって年1、2回の昇給制度がありますよね。また、勤続年数に応じて昇給額が上がることも多いでしょう。

しかし、派遣社員の時給は同じ職場に勤めていてもほぼ上がりません。

これは実話ですが、友人は派遣社員として2年間同じ会社で働きましたが、上がった時給はたったの30円です。つまり2年経っても月給が約5000円しか上がらないということです。

ただ、先ほども書きましたが派遣社員は同じ職場で働ける最大期間が3年間ですので、その契約が終了したらまた違う会社で一から新人として働くことになり、時給は前より低いところから再スタートということも大いにあります。

年功序列型の正社員は年齢層が高くなればなるほど給料も上がりますが、派遣社員の場合は給料は年を重ねたところで給料はほぼ変わりません。

責任ある仕事ができないため達成感がない

他の派遣社員より頑張って仕事してても、派遣は皆同じ作業してるから、上司伝わらないって悲しいなぁ…。もっと自分を出せるような責任のある仕事をやってみたいなぁ…。

派遣社員の場合、周りの派遣社員と比べて差が出るような大きな仕事=責任のある仕事をする機会があまり与えられません。

そのため「自分が会社に貢献した」というような達成感を感じることがなく、せいぜい「今日は仕事をいつもより早くこなせた」というような小さな達成感を一人でかみしめることくらいしかできません。

スキルアップができないことも多い

正社員は充実したスキルアップ制度があって羨ましいなぁ…。派遣社員てスキルアップにお金をかけてもらえないんだ…。

派遣社員は「即戦力」が求められています。

派遣先は「今」使える人材がほしいのであって、誰も「段階を踏んだスキルアップ」を望んでいません。

ですから派遣社員に対して、スキルアップの機会というものはほとんど設けられませんし、必要ないのです。

ほとんどの派遣社員は3年未満の雇用契約で働いています。しかし実際は3年間も同じ会社にいる派遣社員は珍しい方でしょう。

これが正社員のように無期雇用であれば、会社側としても段階を踏んでスキルアップしてもらいたいはずなので教育制度も充実してくるでしょうが、派遣社員に対してその期待は不要なのです。

正社員から派遣社員になるQ&A

では、正社員から派遣社員になるにあたっていくつかの質問に対する答えを挙げていきましょう。

男でも正社員から派遣社員になるのはあり?

男性でも派遣社員になる人ももちろんいます。

しかし、正社員から派遣社員になって後悔した人のケースにあったように、雇用が不安定なことと、年齢が上がるにつれて正社員との年収差が大きくなることを受け入れられるのであれば問題ないでしょう。

また、最近では派遣社員として働く傍らで、副業をしている人も多いです。

周囲から見るとなんで!?と思われるかもしれませんが、自分で納得できる理由があり、長期的に自分のキャリアについて考えた上での決断ならば大いにありだと思います。

派遣社員はどちらかというと女性向き?

個人的には、派遣社員はどちらかというと女性の方が向いているのではないかと思います。

何故なら、派遣社員はライフスタイルに合わせて働くことが可能だからです。

特に、結婚して収入が自分だけではない人は「適度に家庭に入って、稼ぎも適度であれば生活していける」ことが多いですよね。

また、妊娠・出産した女性はどうしても「子供に合わせたライフスタイル」を送らなければなりません。

このように、正社員のような会社優先の生活を送っていくことが困難な人には、特に派遣社員が向いているのではないでしょうか。

実際に私も出産してから「派遣て良いものだな」と思い、改めて派遣の良さを実感したうちの一人です。

もちろん女性だけに向いているとは言い切れませんし、個々に目標を持っている人が次の段階に踏み出すための手段にもなり得ます。

正社員から派遣社員になる時、社会保険はどうなるの?

社会保険の加入条件については、派遣会社によっても規定が異なります。

ちなみに40歳~64歳、もしくは40歳~64歳の被扶養者がいる人は、介護保険にも同時加入が可能です。

ここからは、某派遣会社の加入条件例になりますので、実際には自分の派遣会社の規定を確認してください。

まずは健康保険と厚生年金保険についてですが、週30時間以上の契約か、週20時間~30時間未満の契約かによって加入条件が異なります。

例えば週30時間以上の雇用契約の場合は、加入条件は以下の2つです。

  1. 週4日以上の契約であること
  2. 初回契約期間が2ヵ月を超える、または契約再締結により2ヵ月を超えること

上記規定では、週4日で2か月以上の契約であれば加入できるということですが、派遣会社によっては契約が2か月を超える場合でも、週の労働時間が30時間以上かつ1ヶ月の労働日数が15日以上なくては加入できないといった条件のところもあります。

一方、週20時間~30時間未満の雇用契約の場合、加入条件は3つあります。

  1. 賃金月額見込が88,000円以上であること
  2. 1年以上の雇用見込みがあること
  3. 初回契約期間が2ヵ月を超える、または契約再締結により2ヵ月を超えること

これもまた派遣会社によっては他の条件が加わる会社もありますので確認が必要です。

また、雇用保険についての、加入条件を見てみましょう。

  • 週20時間以上の契約であること
  • 31日以上の雇用見込みがあること

例えば、1日4時間労働を週5日すれば週20時間になります。

雇用保険に加入する条件は、健康保険や厚生年金保険に比べると満たしやすいかもしれませんね。

正社員を辞めて同じ会社で派遣社員として働くことはできる?

正社員として長年働いていたけど、たとえば妊娠・出産を機に「フルタイムで働くのはきつくなってきたから、もう少し時間制限なく働きたい。」と思う人も多いと思います。

かといってパートやアルバイトだと給料が大分下がってしまいますよね。

そんな時、「うちの会社で派遣社員として働けないだろうか」と思ったことはないでしょうか。

しかし労働者派遣法の改正法により、派遣会社は離職後1年以内の人を元の勤務先に派遣することができなくなりました。

これは離職前の在籍年数は全く関係ありません。

また、派遣先でも元従業員を派遣労働者として受け入れることが禁止されています。

たとえ部署や支店が違ったとしても、禁止対象となる勤務先の範囲は「事業者単位」となっているため、例えば東京支店から大阪支店に移って、しかも違う部署に行くとしてもダメです。

(引用:厚生労働省「派遣元事業主・派遣先の皆様」)

ただし、60歳以上の定年退職者は禁止対象外となっています。

最後に

正社員から派遣社員になったことで、良かったケースもあれば後悔したケースもありましたね。

長い目で経済的なことだけを考えると、正社員の方が年収が高いのは事実です。そのため経済的なものを重視するのであれば正社員の方が良いかもしれません。

後悔しない転職をするためには、自分が転職をする目的をしっかりと見つめ直すことが大事です。

自分のライフプランを削ってでも経済的に安定する人生か、自分のライフプランを堪能し、不安定な部分は何とか埋めて頑張ろうとするか、最終的には二択になりそうではありますが、何が一番重要かは人それぞれ異なります。

「転職して良かった」と思える選択をして、生き生きと働きたいものですね。