派遣の仕事がしんどいと思ってしまう理由や対策、辞めるのももちろん一つの手段

派遣社員の悩み

派遣社員として働いて、しんどいと感じる人は多いでしょう。

理由は様々で、経済的なものから体力的なしんどさ、メンタル面でのしんどさがありますね。

もし派遣社員をしていてしんどいと感じた時は、一度改善策を試してみましょう。その上で今後どうするのかを決めていくのが一番です。

本記事では、派遣がしんどいと感じる理由や、そう思いやすい仕事、その対策などについて説明し、今後どうすれば良いのかを考えていきます。

派遣がしんどい理由

派遣の仕事がしんどいと感じる理由は人それぞれですが、特にしんどいと感じる主な理由を挙げていきましょう。

  1. 仕事内容が合わない
  2. 仕事量が多い
  3. 職場の人間関係が悪い
  4. 年収が低い
  5. 将来に対する不安
  6. 残業が多すぎる
  7. 派遣社員への扱いがひどい
  8. 暇すぎる
  9. 正社員の飲み会に参加しないといけない

上記の項目について以下で詳しく説明します。

仕事内容が合わない

派遣の場合は今まで経験してきた仕事以外でも、自分が挑戦したいと思った仕事に挑戦することができますので、やってみてしんどいと感じるケースも多いです。

自分に合うか合わないか分からずに入社して合わなかった場合、初日の時点でしんどいと感じる人もいますが、契約終了までは働かなくてはいけません。

また、契約内容にない業務を頼まれて「こんなことやらされるなんておかしい」と思いながらも、入社してすぐだと派遣会社にも言いづらいですよね。

仕事量が多い

仕事内容は聞いていたとおりだけど、仕事量が想像以上に多いというケースもあります。

どれだけやっても終わりが見えず、むしろ仕事をこなすほどにさらに追加されていくとしんどいですよね。

また、派遣だからといってあれもこれもと沢山仕事を頼まれると、優先順位もわからずパニックになってしまいます。

「派遣てもっと楽だと思っていた」と思っている人ほどしんどいでしょう。

職場の人間関係が悪い

上司や同僚など、自分に関わる人と相性が合わないとしんどいですよね。

また、自分には直接関係がなくても職場の上司や先輩同士の人間関係が悪いのもまたしんどいです。

ある上司からの指示を受けて仕事をしても、違う上司がそれを気に食わずにまた違う指示をされた場合、どうすれば良いかわからず板挟みになってしまいます。

職場の風通しが悪いということは自分までしんどくなるということですね。

年収が低い

派遣はいつまで経ってもボーナスがなく、正社員に比べると一向に年収が低いままなのでそのうちにしんどくなってきます。

同じ年の仲間と集まった時に年収の話が具体的に出るわけではないにしても、話の様子から生活水準というのは何となく分かりますよね。

ボーナスがない、年収が低いというのは生活に影響がありますし、自分に対する嫌悪感も生まれてくるので非常にしんどいです。

将来に対する不安

派遣は最長でも3年しか同じ職場に居られず、また次の職を探さなくてはいけません。

また、職を転々としているうちに年齢も高くなり、そのうち転職すら厳しくなるのも目に見えていますし、今回で契約更新してもらえないかもしれないという不安も常にあるのでしんどいです。

今の会社に直接雇用されたら良いのに、その望みが叶う人はまれで、将来を考えれば考える程しんどくなる人も多いでしょう。

残業が多すぎる

残業が多少はあると聞いていた、もしくは契約上では○時間となっていたのに、実際の残業時間が多すぎる場合は体力的にしんどいですよね。

もともとがっつり稼ごうという気持ちで、あえて残業時間が多い会社を選んだのなら話は別ですが、予想外の残業時間だとプライベートも削られて本当にしんどいです。

派遣社員への扱いがひどい

派遣先の会社の人が派遣社員に対して扱いがひどく、しんどいという人もいます。

私の友人で、派遣先の風潮で派遣社員を見下す会社に当たってしまい、何かにつけて「これだから派遣は」などと言われるようで本当に辛そうでした。

暇過ぎてつらい

派遣先の会社に仕事がなく、暇過ぎてしんどいという人もいるでしょう。

暇であることは楽だと感じる人もいますが、実際は本当にしんどいのです。

仕事がないなら派遣を雇わないでほしいという声もありますが、繁忙期前に雇われた場合や、予算が余っているために派遣を雇ったという会社も多いため、中々無くならないのが現実でしょう。

正社員の飲み会に参加しないといけない

意外と多いのが、正社員の飲み会に派遣社員も強制参加させられるというケースです。

年収が高い正社員にとっては、1回の飲み会での出費など何の問題もないかもしれませんが、年収が低い派遣にとっては1回の出費が大きな痛手となります。

しかも、生活水準が高い正社員の選ぶお店は派遣社員にとって高いところが多く、それが年に数回となると経済的にしんどいですよね。

派遣はしんどいと思いやすい仕事は?

次に、派遣はしんどいと思いやすい仕事を挙げてみましょう。

  • 営業
  • 工場
  • 事務
  • 介護
  • 引っ越し
  • コールセンター

もちろん同じ仕事でも派遣先の会社によって様々です。

しかし、上記に挙げた仕事に就いている派遣社員の多くはしんどいと感じているようですね。

一つずつ見ていきましょう。

営業

営業は常に結果が全ての実力主義ですので、数字に追われる分やはりしんどいです。

特に派遣の場合、数字を出さないと契約を更新してもらえない可能性もあります。

中には業績に応じてインセンティブが支給される会社もありますが、インセンティブがない会社だとどれだけ頑張っても給料が一定のため、やる気もなくなってしまいますね。

工場

一定時間作業したら数分間の休憩時間が設けられていることもありますが、流れ作業のため自分の都合でトイレに行くことができなかったり、ずっと作業しているので姿勢の面でもしんどいです。

また、時給が高い作業は早朝6時台や深夜0時以降などと勤務時間が極端なことが多く、誰とも何も話さず何時間も物と向き合うだけなので、コミュニケーションを一切取れないのがしんどいという人もいます。

事務

派遣の事務作業は、同じ作業の繰り返しで「飽きてしまう」というしんどさも多いでしょう。人数がいればいるほど「私が抜けてもいいのではないか」と思ってしまいますし、時には暇過ぎて辛いといったこともありますよね。

逆に派遣の人数が少ない事務作業であれば、自分の代わりになる人がいないと急な休みを取ることが厳しいですし、繁忙期では少ない人数で裁かなくてはいけないため残業が発生しやすくなり、しんどいと感じる人も多いです。

介護

会社にもよりますが、派遣社員の場合は夜勤業務がないところであれば、入所者の排泄介助や入浴介助をすることが多く、夜勤がある正社員の代わりに昼間に重たい仕事をさせられたりします。

また、離職率が高く人手不足になるために派遣社員がやるべき仕事が増え、慣れていない人だと足腰を傷めることも多く体力的にもしんどいです。

引っ越し

力仕事が体力的にしんどいのは想像がつきますが、一番しんどいのは引っ越し会社の職場環境の悪さでしょう。

この業界には多いと聞きますが、派遣だろうとアルバイトだろうととにかく怒鳴られながら働くといったことが多く、メンタル的にしんどいという人が沢山います。

コールセンター

電話口のお客様と話す仕事のため、電話をかけた瞬間に嫌がられたり、クレームを受けることが多いです。

また、お客様を勧誘しなくてはいけない営業電話の場合は、自分の数字や周りの数字が目に見えて分かるので、数字がついてこないとメンタル的に追い込まれていき、しんどくなります。

私の友人はコールセンターの派遣社員をしていましたが、メンタル的にしんどくなり最初の契約更新の時点で更新せずに終了していました。

派遣がしんどいと思った時の対策

派遣がしんどいと感じるには3つの種類がありました。

  • メンタル的なしんどさ
  • 体力的なしんどさ
  • 経済的なしんどさ

また、では、派遣がしんどいと思った時はどうすれば良いのでしょうか。

ここからは対策について考えていきます。

改めて自分の業務がスムーズにいく方法を考え直してみる

例えば「どうすればスムーズにお客様を誘導できるのか」自分の営業トークを見直したり、「どうすればスムーズに入浴介助ができるのか」など、改めて自分の業務がスムーズにいく方法がないかを見直してみるのも一つの方法です。

スムーズに業務を進めることができれば、今まではしんどかったことが少しは楽に仕事に取り掛かることができるかもしれません。

作業の一つ一つに小さな目標を立てて取り組んでみる

今までこなしていた作業に、小さな目標を立てて取り組んでみるのも一つの方法です。

しんどいと感じた場合、労働時間はいつもより長く感じるでしょうから、少しでも時間が経つのが早いと感じるように、細かな目標時間を決めて仕事に取り組みます。

一つクリアしたらまた次の目標時間に向かって取り組む、という繰り返しをすれば、時間が経つのがいつもより早く感じるかもしれません。

派遣先を変える

この仕事自体がしんどいというようであれば、契約更新のタイミングで「更新しません」と派遣会社に言って、新しい派遣先を紹介してもらうのが一番です。

更新しないというタイミングとしては契約期間満了の1か月程前に、派遣会社が派遣先を訪問してきた時がベストですが、中々こないという場合もあるかもしれないので、早めに連絡する方が良いかもしれません。

そして契約終了とともに新しい派遣先に入社できるように、前もって新しい職場を探してもらいましょう。

派遣先を辞める

契約期間途中での途中退社は原則として認められませんが、心身ともに支障が出ている程しんどいようであれば無理は禁物です。

派遣会社にすぐ連絡をして、何とか派遣先を辞めさせてもらいましょう。

ただし、急な無断欠勤やバックレはしてはいけません。

改めて自分に合った雇用形態を見直してみる

経済的な理由で派遣がしんどいようであれば、もはや派遣という雇用形態がすでに将来のライフプランに沿っていないのかもしれません。

もし不安要素が年収が低いなど「派遣社員である以上は切っても切り離せない」ものであれば、派遣社員自体が合っていないということになりますので、雇用形態を変えて仕事を探すしかないでしょう。

今一度、何故派遣社員を選んでいるのかを考えてみると良いですね。

しんどい理由が何かによって、改善策も今後の動きも変わる

これまで派遣のしんどさについて話してきましたが、しんどい理由も人それぞれで、その理由によっては改善策も様々だということが分かりましたね。

もし経済的な理由からのしんどさであれば、派遣社員という働き方自体が合っていないので思い切って転職するしかありません。

しかし、派遣社員自体を辞めれば良いのか、派遣先の会社を変えれば良いのか分からないという場合は、まずは仕事に対する取り組み方を変えてみて、改善できないかやってみましょう。

自分の将来に繋がっている今ですから、派遣会社にも派遣先にも合わせることなく、自分で決めた最善の道を進んでいきたいものですね。