派遣社員にとっていい職場と悪い職場の差はどんなところ?

派遣社員の働き方

派遣社員として出向いた派遣先企業の感想として「働きやすくていい職場だった」と思うこともあれば「もう絶対にこんな職場で働きたくない」と感じることもあるでしょう。

派遣社員にとっての「いい職場」と「悪い職場」は何だと思いますか。そしてこの対比する2つの職場の「差」は何なのでしょうか。

様々な点から見たこの2つの差について考えてみました。

「良い」職場と「悪い」職場を経験した人はそれぞれ半々

派遣社員に良い職場と悪い職場のどちらを経験してきたかという質問をすると、アンケートによるとほぼ半々という結果になっています。

Q.これまで派遣社員として働いた職場で「この派遣先、とてもいい!」と思った職場があるか

  • ある 51.4%
  • ない 48.6%

(参考:20~30代の現役派遣スタッフ331人に聞いた「嬉しい職場、もうゴメンな職場」)

良い職場という感想を受けた職場は、派遣社員にも分け隔てなく接していたり、わからないことも気軽に質問できる環境という答えが多くあります。

また、業務の範囲がしっかりと決まっていて無茶な要求をされることがなく、加えて飽きが来ないように工夫してもらえるというのも高評価を受けていました。

これらの要素は社員が業務についての深い知識を身に着けていることで、職場がプラスに働いているというものです。

そして、派遣会社と派遣先の連携がキチンとできているというのも、気持ちよく働く上で重要な要素になります。

Q.これまで派遣社員として働いた職場で「この派遣先で、もう働きたくない!」と思った職場はあるか?

  • ある 49.5%
  • ない 50.5%

(参考:20~30代の現役派遣スタッフ331人に聞いた「嬉しい職場、もうゴメンな職場」)

それでは派遣社員にもうここでは働きたくないと言われる職場はどんなものなのかというと、契約以外の業務を多く任されるというものがあります。

これは仕事を回す側が業務についての理解が浅いことから来るのだと言えます。

また、わからないことがあっても社員のフォローが無くて途方に暮れたり、知ったかぶりするだけで業務の知識がなかったりする職場というのもあります。

それだけでなく、派遣社員だからと見下す色が強い職場や、派遣先と派遣会社の連携が全く取れていない職場では、まともに業務をこなすのにも支障が出てしまうので注意が必要です。

基本的には多くの派遣社員が良い職場と悪い職場をそれぞれ半々で経験しているということがわかります。

派遣にとっていい職場・悪い職場の特徴

派遣社員に高評価の職場と低評価の職場の声をチェックしたら、次は派遣社員にとっての良い職場と悪い職場は、それぞれどんなものなのかをチェックしましょう。

派遣にとって悪い職場

正社員ばかりで同じ派遣社員の仲間がいないというのは、派遣社員にとって非常に肩身の狭い思いを与えることになります。

さらに、派遣社員を馬鹿にする雰囲気がある職場や、仕事をきちんと教えてもらえず、派遣社員に丸投げして、後ろで休んでいるだけの職場も悪い環境です。

派遣先でパワハラがある職場や、正社員並みの仕事量・責任感を要求してくる派遣先というのも大きな問題があります。

そして、業務の内容と仕事量が同じ派遣社員の間でも大きく偏っている場合も、派遣社員に強い負荷がかかってしまいます。

加えて、業務によって休憩時間を削られることがあったり、サービス残業があったりする派遣先も派遣先としては悪質な部類に入ります。

派遣にとっていい職場

一方、派遣社員にとって良い職場はどのようなものなのかというと、派遣社員が多い職場はそれだけで悩みや苦労を共有できるので、働きやすい職場になります。

教育制度や環境が整っていて、業務を派遣社員に丸投げするようなことはなく、仕事内容と仕事の範囲がしっかり決まっている職場も、派遣社員にとっては良質な環境です。

必要以上の仕事を頼まれることがほとんどなく、教育・指導がしっかりできて、正社員がしっかりとした知識と技術を持ってくれていると、派遣社員もスムーズに業務をこなすことができます。

そして、休憩時間をしっかり取れて、サービス残業がないというのも派遣社員には極めて大きなメリットと言えるでしょう。

派遣社員にとっていい職場と悪い職場の差は

いい職場もあれば悪い職場もありますが、一般的に言う「いい職場」と「悪い職場」は、派遣社員にとってのそれとは少し観点が違います。

では、どのようなことでいい職場と悪い職場に分かれるのでしょうか。項目ごとに分けて注目してみましょう。

同じ派遣仲間の有無

あなたが派遣先に勤務することが決まった時に、一人入社であるのと、同じ時期に入る仲間がいるのとだったら、どちらが良いでしょう。それによって心持ちが全然違うと思いませんか。

中には一人の方が気楽という方も中にはいるでしょう。しかし、周りが全員社員だらけで一人だけ派遣社員だと肩身が狭いですし、教えてもらったことを後で見直して疑問点が出てきた場合に、気軽に聞けるわけではありませんよね。

その点、同じ立ち位置の仲間が1人でいると、同じスタートなので疑問点や不安点も共感できる部分があるのではないでしょうか。上司に聞くよりも気軽に疑問点を解決できるかもしれませんよね。

また、同じ時期の入社でなくても派遣社員が多い職場であれば、その人達もきっと同じような壁を乗り越えてきているわけですから、共感出来る部分があるでしょう。

仲間は一人より二人、二人より三人いれば、より心強いです。

派遣に仕事を教える環境が整っているか

派遣社員に指導する上司は数人いて、マニュアルに沿って教えてくださるの。疑問点もその場で解決できますし、教育体制が整っていますわ。

何ですって! ワタクシの職場なんて教育できる上司が一人しかいない割にマニュアルもないですわよ! 上司がいない日に他の上司に指示を仰いだら「私の仕事ではないので違う人に聞いてください」なんて言われてしまって、助け船すら出してくれなかったわ!

派遣社員に対する教育体制が整っている職場と整っていない職場では、派遣社員の成長の仕方が全然違います。

指示をする上司が一人しかいなく、その上司も忙しいために、指導もされずにただ座らされていたなんていう職場も中にはあります。

また、職場全体で風通しが悪いと社員同士がお互いの業務内容を把握していないため、疑問点が出てきた時に社員ですらどこに聞けばいいかわからなくなることも。

派遣社員に仕事を丸投げして、正社員は何もしない派遣社員同士が教え合って業務を行うのが中心の職場というのも、中には存在します。

派遣社員に仕事を教える環境が整っているということは非常に大事です。

社員と派遣の業務区別がきちんとされているか

私の職場では派遣社員の業務と社員の業務の区別が明確なので、社員の仕事を少しでも手伝うということがありませんのよ。

何ですって! ワタクシの職場では、社員が紛失してしまった書類の捜索で派遣まで残業させられましたわ! 全く派遣社員に関わることがない部分でも強制的に残業ですのよ…!

 

「良い職場」か「悪い職場」の差は、社員の業務と派遣社員の業務の区別が明確かどうかにも表れます。

派遣会社から聞いていた業務内容通りの内容さえこなせば問題がなく、会社側も「それが派遣社員の仕事」と区別をつけているかどうかで、働きやすさが大分変わるのです。

例えば社員の業務内で起きたミスについては、本来は派遣と全く関わりのない事件です。それなのに、派遣社員まで事件解決のために残業させられるのは、何だか腑に落ちません。

一方で、派遣と社員の業務区別がきちんとされている会社では、同じことが起きても「派遣さんには関係ないから帰っていいよ」と言ってもらえます。

会社側で「派遣がすべき業務と社員がすべき業務」をしっかりと分けていれば、派遣社員は必要以上に仕事量が急に増えたりしないため、与えられた業務内容に徹していれば良いので働きやすいでしょう。

派遣に対しての時間の管理がされているか

私の職場では派遣に対して時間をきっちり管理してくれて、管理就業時間が終わる5分前には上司がデスク内を片付けるように指示を出してくれますの。「派遣さんは残業しないでね」と言われましたわ。

何ですって! ワタクシなんて就労時間を過ぎても「キリの良いところで切り上げてください」と言われるので、中途半端だと上がらせてもらえませんわよ! しかも明日は就業時間後にある社内研修に何故かワタクシまで参加させられますのよ!

会社によっては、派遣社員に対してはきっちりと時間管理をするようにしており、休憩中等の就業時間外に残業をさせることに抵抗を示してくれる職場もあります。

一方で、上記の会話のように仕事量が多い為に就労時間内に終わらなく、派遣社員に平気で残業をさせる会社も。

また、派遣先に出向いた初日に「明日からは朝礼に間に合うように勤務開始時間の20分前に来てください」と言われてしまったという例もあるのです。

派遣先の社員とは違う派遣社員にとっては、社員と同じように扱われると逆に辛いということも多々あります。

同じ派遣間での業務内容や仕事量の偏りの有無

私の業務はあくまでも書類チェックと言われていますの。ひたすら大量の書類チェックをしていますわよ。

 

ワタクシなんて、前にコールセンターの経験があるからって電話応対も任されましたわ。書類チェックのように、黙々と出来る作業だと聞いていましたのに。同じ派遣で同じ時給なのにヒドイ…!

派遣社員が沢山いる職場では特に、それぞれの業務が違うことがあります。また、忙しい時期には急に仕事を追加でお願いされることもあるでしょう。

追加の仕事を上司に頼まれたら引き受けざるを得ないということも多いですが、任される仕事量が大分変わる場合は、負担が非常に多くなります。

同じ派遣社員間でも仲間と仕事量が違うと納得がいきませんよね。上記の会話のように、同じ時給を貰っていても、大量の書類チェックか電話応対かと言われたら「書類チェックがいい」と感じるでしょう。

何故なら、電話応対は対「人」であり、電話越しの相手によっては対応を柔軟にする必要が出てきますが、書類チェックは対「紙」ですので、わからないことがあっても待たせる人がいるわけではないですので、そこに生じるストレスが全然違います。

同じ派遣間での業務内容や仕事量に偏りがない職場で出来るだけストレスなく働きたいものです。

責任ある仕事を派遣社員に丸投げでないか

私の職場では、責任が発生するような仕事は派遣社員にさせてはいけないことになっているようですの。何かあったらすべて上司が対処してくれますわ。

何ですって! ワタクシなんてこの間、取引先の方からクレームの電話を受けてしまって、上司に指示を仰いだのに、指示を出されただけで代わって対処してくれなかったせいで平謝りしましたわよ!

派遣先企業によっては「こんなことを派遣に任せるなんて…」と納得がいかないやり方をする職場もあるのです。

例えば上記のように、クレームがあった場合に「社員が対処するので大丈夫です」と、何か問題が生じた際に社員で解決してくれる職場は頼もしいですね。

一方で、クレーム処理のように責任の大きいことまでも派遣社員に対処させようとする職場もあります。責任者が代わってくれず「こういう風に言っておいてくれればいいから」などと派遣社員に丸投げするのです。

そうなると、契約時に責任が大きい仕事だと聞いている場合は別ですが、責任が大きい仕事は派遣の仕事の範囲内なのか、疑問に思ってしまいます。

派遣社員には責任のある仕事を任せず、責任がある仕事はすべて社員が担当するということが明確になっている職場では派遣社員も安心して働けます。

職種の平均的な時給よりも時給が高いか

派遣社員は時給制なので、時給が高いに越したことはありません。

職種によって平均的な時給はあるでしょうが、自分の時給が平均的な時給よりも上回っていればモチベーションも上がります。派遣社員にとっては賞与や昇給がない場合の方が多いので、時給は非常に大事です。

ちなみに補足ですが、三大都市圏の2019年2月度の平均時給は1,650円です。

(参考:ジョブズリサーチセンター「2019年2月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査」

この調査によると、職種別では 以下の通りです。

  • IT・技術系→前年同月比増減額+49円(増減率+2.4%)
  • オフィスワーク系→前年同月比増減額+24円、(増減率+1.6%)
  • クリエイティブ系→前年同月比増減額+25円(増減率+1.5%)

上記データの全職種がプラスとなっています。

特にIT・技術系の派遣社員の平均時給は前年比で2.4%も増加しているので、IT・技術系のスキルを身に着けておくと将来的に強みになりそうです。

また、IT・技術系でなくても全体的に平均時給がプラスになっているので、得意分野のスキルアップを図って平均時給よりも高い時給で働きたいところです。

有給休暇を消化しやすい職場環境か

先日上司から「社員は順番に有給休暇を取得するようになっているから、もし派遣さんも有給を取りたい期間があったら日程調整するので言ってください」と言ってもらえましたわ。せっかくなので遠慮なく取らせてもらいますわ。

何ですって! ワタクシの職場なんて、体調不良で1日休んだ社員に対しても「〇〇さんの仕事、誰がやるんだか…。」なんて言う陰口さえ聞こえてきましたのよ!有給取得なんて口が裂けても言えませんわ…!

派遣社員は派遣会社に半年間雇用されると有給が10日間取得できます。

派遣会社は「派遣先の状況を見て、派遣先の上司から許可が出れば取ってください」という姿勢です。

有給休暇を消化しづらい職場では、多忙なあまり社員すらまともに休みを取っていなく「休みをとることすら気まずい」ということもあります。

一方で、社員が交代で有給休暇の消化に取り組んでいる会社もあります。また、会社独自の夏休み期間などを順番に取得しているような職場の場合も、有給消化についての理解を得やすい職場だと言えましょう。

派遣社員にとって有給休暇が消化しやすい職場であるかどうかは非常に大きな差だと言えます。

子供がいる人に理解を示してくれるか

私の職場は子供がいる社員が多いのもあって、先日娘が体調不良になった時には早退を勧めてくださって、翌日もお休みを頂けましたわ。

何ですって! ワタクシなんて「お子さんに何かあった際は出来る限り職場に迷惑がかからないように、まずはご実家の協力を得てください」と言われましたのよ!

もしも自分に子供がいた場合、子供の風邪等で急な早退や休みになることは大いにあり得ますよね。

そんな時に子供のことを配慮して「仕方ないことだから休みを取っても大丈夫ですよ」などと理解を示してくれるのは非常に有難いことです。

自分と同じように子育てをしている社員が多い職場だと「私もそうだったから」と理解を示してくれやすい傾向にあります。

派遣社員を馬鹿にしてくる正社員かいるか

私の上司は皆良い人ばかりで、派遣さんがいてくれて助かるとまで言って下さったわ。

何ですって! ワタクシなんて派遣社員は絶対に正社員の後でないとお昼休憩に入ってはいけないんですのよ!それに休憩室の利用は正社員以外は禁止ですって! こんなことってあります?!

派遣社員に対して差別があると聞いたことはありませんか。

派遣社員があってこそ成り立つ仕事なのに雑に扱われたり、中には「派遣のくせに」などと派遣社員を馬鹿にする正社員がいる職場も実態としてあります。

派遣社員を馬鹿にするような正社員がいる職場には絶対に当たりたくないものです。

派遣にとって働きづらい職場だった時の対処法

働いている派遣先が派遣社員にとって働きづらい環境だった場合、どのような対処ができるのかを紹介します。

契約期間満了まで我慢する

嫌な職場でも契約期間が満了するまでひたすらに我慢するという対処法です。

デメリット

この対処法の欠点は、どれだけ嫌な環境だろうとも我慢して働くということで精神に強い負荷がかかることです。

精神に強いストレスがかかると、それがそのまま身体にも悪影響になってしまうことがあり、最悪の場合は長期に渡る心身の不調を抱えることにもなりかねません。

また、仕事を丸投げされるような職場だと、純粋に正社員同然の業務をさせられることになり、どうやっても待遇とつりあわなくなります。

メリット

しかし、この対処法は誰にも迷惑をかけず、派遣会社との関係を継続させやすいというメリットがあります。

これによって、同じ派遣会社に次の仕事を紹介してもらいやすくなるので、無事に耐えられた場合は長い目で見ると強いメリットを持っていると言えます。

派遣会社に相談して契約途中で退社

派遣会社の担当者の方に相談し、契約を途中で終了してもらうという手もあります。

デメリット

契約途中で退社というのは、派遣会社と派遣先の両方を納得させる理由が必要です。

労働環境があまりに悪い、契約外の仕事を押し付けられる、パワハラが酷いと言った理由を用意し、きちんと訴えられるようにしておかないと、むしろ事態が悪くなる危険があります。

また、同じ派遣会社からは次の仕事を紹介されづらくなるというリスクも抱えているのは覚えておきましょう。

メリット

そもそも嫌な職場、悪質な環境で長期間働くというのは利点がありません。

正社員や、望んだ派遣先ならまだしも、1つの企業で長期間働くということがない派遣社員が、嫌な環境でずっと耐えても、心身を損なう危険があるだけです。

中には派遣社員になんでも丸投げして自分はふんぞり返っているというのが恒例になっている職場もあります。

ずっと自分が嫌な環境で働く必要がないのが派遣社員の最大の長所だということを忘れないようにしましょう。

派遣にとって良い職場かどうかの見分け方

働きやすい職場で働きたいというのは当然のことです。

それでは派遣社員にとって働きやすい職場かどうかはどうやって見分けるのかというのも抑えていきましょう。

派遣社員を多く採用している

派遣社員が多い環境は、そのまま派遣社員にとって働きやすい環境であることが多いです。

働きやすい環境、居心地の良い職場ほど人が残るものなので、派遣を多く採用している会社に応募すると良い派遣先で働ける確率が上昇します。

既に働いている派遣社員からの評判がいい

職場と人の相性というのもまちまちなものですが、実際に体験している人の声というのは極めてありがたいものです。

すでにその職場で働いている人からの評判がよかったり、求人募集にて「職場環境おすすめ!」などの記述がある職場は、良好な環境の可能性が上がります。

職場見学をしていると入社後のギャップも少ない

派遣先として入社をしても、期待していた企業の場合は、希望と実態とのギャップによって大きなショックを受けるかもしれません。

そうなる可能性をほんの少しでも少なくするためにも、事前に職場見学をしておくのがおすすめです。

企業によっては必須ではないと思いますが、可能であれば参加したほ方が残念な結果で終わってしまう可能性を減らせます。

職場見学ですること

職場見学では、まず仕事の流れについて質問しましょう。

それによって、その派遣先がどのような流れで業務を進めていくのかを理解できます。

また、退勤時間がどれくらいになるのか、開始・終了のミーティングはどれくらいの時間をかけるのかもチェックしましょう。

職場見学の際にチェックするポイント

チェックすべきポイントは職場の雰囲気です。

ギスギスしていたり、働いている人の顔つきが暗かったり、職場が散らかっていると、あまり良くない職場な可能性があります。

また、職場で働いている人に挨拶をして、きちんと返ってくるのかも環境の良し悪しを測るのに重要な要素ですので、覚えておきましょう。

職場見学後のお礼メールについて

職場見学をした後は、どのような評価にしても、お礼のメールを忘れないようにしましょう。

以下がお礼メールの例文となります。

株式会社〇〇 人事部人事課

採用担当 □□様

お世話になっております、御社を見学させていただいた△△です。

本日はお忙しい中で、見学させていただき、誠にありがとうございました。

貴重なお話をたくさん聞かせていただき、非常に参考になった上に、御社のことを深く理解できました。

今後もなにかとお世話になることがあると思いますが、その際は何卒よろしくお願いいたします。

末筆ながら、本日はお忙しい中、時間を取っていただき、重ね重ね御礼を申し上げます。

(署名)

まとめ

派遣社員にとっていい職場と悪い職場の差については理解できたでしょうか。

派遣先企業側が派遣社員に対してどんな体制で受け入れてくれるのかによって、働きやすさに大きな差が生じるということが分かりました。

派遣社員としても、事前に職場の雰囲気や実態等を派遣会社に教えてもらうことが出来れば、聞いていた話と違うというようなことが減るのですが、派遣会社側も中々実態まで把握することが出来ていないのが現状です。

派遣先が出来るだけ良い職場で、ストレスがあまりないような環境で仕事がしたいものです。