ニートからでも派遣社員になれる?派遣登録前に準備しておくことや顔合わせでの空白期間の答え方について。

コラム

社会復帰をしたい、仕事につきたいと思っていても自分に自信が持てなかったり、良い就業先が見つからいなど様々な理由から、一歩踏み出せないままニートを続けてしまっているという人も多いでしょう。

特にブランク期間が長くなればなるほど、社会復帰しづらいものですよね。

しかし派遣社員であれば、ニートでも社会復帰を果たすのは割と簡単です。

本記事では、実際にニートから派遣社員になって良かったと思うこと、派遣登録前に準備しておくべきこと、ブランク期間について質問された場合の答え方やおすすめの求人について詳しく説明します。

ニートの推移

現在日本にはどのくらいのニートがいるのでしょうか。

内閣府が行った無業者数の調査結果を見てみましょう。(参考:平成30年版 子供・若者白書(全体版)(PDF版) – 内閣府 

上記グラフによると、2017年の時点で日本には71万人のニートがいることが分かります。(対象年齢15~39歳)

年齢別に見ると35歳~39歳のニートが18万人、次いで30~34歳が17万人と、年齢が低くなるごとに数字も下がっていますね。

ニートと聞くと若年層のイメージですが、30代以降のニートが約半数近くを占めているのが現状です。

ニートになった理由についてはこの調査では行っていませんが、2012年の総務省調べによると、病気やケガ・勉強中といった理由を除き「知識・能力に自信がない」「探したが見つからなかった」「希望する仕事がありそうにない」といった回答が目立ちました。

またグラフの15~39歳の人口に占めるニートの割合を見ると、男女計で2.1%と前年を下回ってはいますが、それでも50人に1人がニートという状態であることが分かるでしょう。

ニートは就職できない、無理というのは嘘、派遣社員ならハードルが低め

いきなり待遇が非常にいい会社を目指したり、定年まで絶対に潰れないであろう大手企業に入社するのはハードルが高すぎます。

そういった会社はこれまで社会人として働き、経験を積みスキルを高めてきた人も希望するわけですから、経験やスキルがないニートは採用して貰えないというのが現実です。

だからこそ、まず「派遣社員」として働くのがおすすめ。

派遣社員であれば採用試験もなく、入社前から就業中、就業後のことまで全て派遣会社がサポートしてくれますから、自力で働くというよりは派遣会社と一緒に就活している感覚です。

また大手派遣会社では、自分の強みが何か分からない人や、今後のキャリアプランなどの相談窓口も設けられていて、今後どうしていけば良いかのアドバイスをもらえたり、スキルアップ制度で無料講座を受講できたりと、様々なサポート体制が整っています。

仕方がないからとブラック企業として働くより、未経験であっても問題なく働くことができる派遣社員は、最初の一歩として最適なのです。

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ニートが派遣社員になって良かったと思ったこと

ニートから正社員を目指すより、ニートから派遣社員になって社会復帰をする方がずっと簡単で無理がありません。

ではニートが派遣社員になることで、どんな良い点があるのでしょうか。

ここではニートから派遣社員になって良かったと思ったことを紹介します。

自分で仕事を探さなくていい

自分で就活するってすごく体力を使うことだけど、派遣の場合は何から何までサポートしてもらえるから、本当に楽に仕事が見つかる!一人で探すより早いし、沢山の会社を紹介してもらえるから比較できるよ!

通常の就活の場合、自力で良い求人を見つけて履歴書等を用意し、面接に行って選考されます。沢山の求人情報の中から、自分が良いと思える会社を探すだけで疲れてしまうなんてことも多いですよね。

一方派遣の場合は、派遣会社に登録さえすれば自動的に自分に合った求人がメールで配信されますし、担当者から次々と仕事を紹介してもらうことが可能です。

実際に私も派遣会社に登録してみたら、頻繁に仕事紹介のメールや電話が来たので本当に楽でした。

未経験歓迎・ブランクOKの案件が沢山ある

未経験歓迎の求人、思った以上に沢山あってどれにしようか迷ったよ!やってみたかった仕事に挑戦するができて良かった!

多くの派遣会社では、未経験歓迎・ブランクOKの案件が沢山あります。派遣会社によっては半数以上が未経験歓迎の求人ということもあるでしょう。

特にこれまでの経験や自分のスキルに自信がない人にとっては、未経験歓迎という求人は非常に嬉しいですし、初めからブランク期間OKと言ってくれる会社であれば、ニートだったことを責めてくるようなことも考えにくいです。

私は実際に未経験歓迎の事務職に就きましたが、マニュアルがあり知識がなくても全く問題のない業務内容でした。

好きなように労働条件を設定できるため復帰に無理がない

最初からフルタイムは辛いから、とりあえず家の近くの職場で16時までの仕事にしたよ!私は土日休みより平日休みの方を選んだよ!

派遣社員の場合、好きなように労働条件を設定できるので復帰に無理がありません。

もちろんあまりにも好条件ばかりを設定すると、条件にマッチする仕事が見つからないということもありますが、多少のワガママは考慮されます。

たとえば私が実際に出した条件は「都内」「時給は最低1,300円」「未経験歓迎」「17時まで」「土日休み」「残業ほとんどなし」でした。

これだけワガママを言ったのですが、この条件にマッチした仕事が次々と紹介され、3週間後には内定となったのです。

日中勤務以外にも夜勤や早朝の仕事もありますので、自分の生活スタイルに合わせておおよその条件にマッチした仕事を紹介して貰えるのが派遣のいいところでしょう。

アルバイト・パートより時給が高く給料が良い

バイトの時は時給1,200円でも結構高い方だと思っていたけど、派遣だともっと貰えるよ!最初から派遣社員をやれば良かったな~。

アルバイトやパートよりも断然派遣社員の方が時給が高いです。

たとえば2019年10月度の平均時給調査によると、三大都市圏(首都圏・東海・関西)の平均時給は1,074円と公表されています。(参考:ジョブズリサーチセンター「平均賃金レポート(アルバイト・パート)」

それに対し三大都市圏の派遣社員の平均時給は1,624円時給が500円近くも上回っています

時給が500円違うということは、毎日8時間のフルタイムで働いた場合、1日で4千円の差です。月に直すと8万4千円も給料が変わります。

同じ非正規社員なのに時給がこんなにも違うのですから、それなら派遣で働いた方が良いと思いますよね。

ニートが派遣登録をする前にしておくべき事前準備とは

ニートを卒業して派遣社員になるには、派遣会社に登録することが必須です。

基本的に派遣の登録自体はどこの派遣会社でも簡単にできますが、派遣登録する際には自分の職歴やスキルについて担当者に伝える場面が必ずあります。

ここではニートが派遣登録する前に、事前にしておくべき準備について説明しましょう。

参考:派遣会社の登録会・説明会では何をする?服装等での注意点は?

生活リズムを整えておく

ニートが社会復帰をするにあたって、まずは生活リズムを整えておくことをお勧めします。

生活リズムを整えるのに必要な項目とは、主に「睡眠」「食生活」「運動」です。

仕事がない状態の時は全体的にルーズになりがちで、朝と夜が逆転してしまったり食事もとったり抜いたりとばらばら、運動不足になる人も多いですよね。

社会復帰をする前に、早寝早起き、一日三食、ストレッチやウォーキングなどの適度な運動を心がけると良いでしょう。

スーツや靴などの準備も必要

派遣登録をするにあたって、スーツや靴などの準備も必要です。

派遣会社によってはオンラインの登録だけでOKというところもありますが、大手派遣会社では来社登録に行かなくてはいけないことがほとんどなので、よれよれのスーツやボロボロの靴では第一印象が非常に悪くなってしまいます。

ひとたび派遣会社から「社会人としての身だしなみがNG」だと思われると、今後仕事の紹介をしてもらえなくなる可能性が高いです。派遣会社に与える第一印象は、今後の仕事紹介に影響を与えるくらい大きいということは頭に入れておきましょう。

また仕事紹介で良い派遣先が見つかった場合、入社前に顔合わせ・職場見学があることが多いので、どちらにしてもスーツや靴などの準備はしておくことをお勧めします。

スキルアップをしておく

派遣登録をするにあたって、スキルアップをしておくことも大切です。

派遣会社に登録に行った際は、PCスキルなどのスキルチェックをされることが多く、今後はスキルや職歴に基づいて仕事紹介をされるので、スキルが高い人ほど仕事の紹介が沢山きます。

もちろん特別な資格やスキルがなくてもできる仕事も中にはありますが、スキルアップをしておくとより時給が高い仕事に就けたり、応募者が殺到するような好条件の仕事に採用されるなど、メリットは多いでしょう。

またニート期間中に職業訓練校などに通って勉強していた人は、その経験を伝えるのも強みになります。

参考:派遣のスキルチェックの内容や仕事への影響・対策の必要性、エクセルや一般常識以外にも職種によってCADや英語なども

職歴や今後の希望条件について伝えられるようにしておく

派遣会社に登録に行った際は、担当者からこれまでの職歴や今後の希望条件について質問をされるので、スムーズに答えられるように準備しておく必要があります。

ただ通常の面接とは違って堅い雰囲気ではないので、緊張する必要はありません。

自分の職歴では「どんな仕事内容で何を身に着けたのか、退職理由」についてはスムーズに答えられるようにしておくと良いでしょう。

「今後の希望条件」については「職種・勤務地・勤務日数・勤務時間・残業の有無」などについてきちんと伝えることをおすすめします。

派遣の顔合わせで聞かれる質問内容、空白期間を聞かれた場合はどうする?

派遣に登録し、仕事に応募して書類選考に通ったら、入社前に派遣先との顔合わせがあるケースが多く、派遣先によってはいくつか質問をしてくる場合があります。

顔合わせで質問されやすい内容を以下に挙げてみましょう。

  • 志望動機
  • 職歴(身に着けたスキル)
  • 前職の退職理由
  • ニート期間中は何をしていたか
  • 自己PR(自己紹介)
  • 活かせる経験はあるか
  • 会社に対して質問はないか

上記の中でも、ニートの空白期間について聞かれる可能性が高いです。

この質問に対しては、ニート期間中に勉強していたことや取った資格を伝えると好印象でしょう。

先ほど派遣登録の前に準備すべき項目で「スキルアップをしておく」とありましたが、このように顔合わせで空白期間について答えられるためにも、スキルアップしておくことは大事なのです。

たとえニート期間の原因が、自分の体調不良や怪我などのやむを得ない理由だった場合でも、その間はスキルアップをしていたと答える方が印象は良いでしょう。

ただそれに加えて、今は社会復帰に全く問題ない健康状態だということも忘れずに伝えて下さいね。

参考:派遣の職場見学って何する?顔合わせや面接との違いや、服装、質問だと準備しておくべきこと

参考:派遣の顔合わせって何?面接と一緒で不採用になることもある?

ニートから派遣社員を目指す人におすすめの求人

ニートから派遣社員を目指す人におすすめなのは、以下のような求人です。

  • 未経験歓迎
  • 学歴不問
  • 大量募集

上記の中でも未経験歓迎、学歴不問、大量募集という場合は、応募者のスキルを問わず「誰にでもできる仕事」であるケースがほとんどなので、ニートから社会復帰するのに適していると言ええるでしょう。

こういった求人が見られやすい職種としては、工場系やコールセンターなどに多いです。

工場系では、男性向けの力仕事や女性向けの仕分けや検品などの単純作業の仕事が多く、慣れればストレスなく続けられる仕事でしょう。

またコールセンターでは大量募集をかけているケースが多く、マニュアル研修が充実しているので未経験でも挑戦できますし、人が多いため一人が抜けても業務に響きにくく、休みに対して柔軟に対応してくれるという声が沢山あります。

その他にも、繁忙期になると一斉に大量募集をかける保険や金融業の事務職の募集もおすすめです。

久しぶりの社会復帰ですから、最初はハードルを低くして、誰にでもできる簡単な仕事から始めると良いでしょう。

ニートから脱したいなら早めに派遣会社に登録を

今回はニートから派遣社員になることについて説明しました。

ニートは就職できないという声もありますが、気にする必要はありません。ただ急にハードルを上げて一流企業に入ることは難しいですが、それはニートに限ったことではないでしょう。

就活する際は自力で求人検索をしたり情報誌を見たりしなくてはいけないので、どうも億劫になりがちですが、派遣社員であれば派遣会社のサポートを借りて容易に就活ができます。

派遣の登録は一般的な面接と違って、ただの質疑応答だけで和やかに終わりますので、最初の登録で好印象を与えることができたら、あとは仕事紹介を待つのみです。

好印象を与えるためには、先ほど説明した「派遣登録をするための事前準備」の部分を今一度復習しておきましょう。

年齢を重ねれば重ねるほど、またニート期間が長くなればなるほど転職は難しくなりますから、年齢が1歳でも若いうちにニート脱却の一歩を踏み出して下さい。

実際に年齢が1歳違うだけで、採用される確率が高くなります。

また派遣会社は最初は大手を選んだ方が無難です。大手派遣会社は法律を守りますから、派遣社員をも守ってくれますし、求人も沢山あります。

信頼のできる大手派遣会社に登録し、良い派遣先を探してもらいましょう。

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