派遣社員として働くメリット・デメリットまとめ、派遣でも損ばかりとは限らない

派遣社員の基礎知識

皆さんの周りには正社員以外で働いている人がどれくらいいるでしょうか。

日本人材派遣協会の2020年の統計によ案件ると、派遣社員の数は約143万人になるそうです。

本記事では派遣社員になることでのメリット・デメリットについて紹介していきます。

実際に派遣社員として働いた方が感じた、小さなメリット・デメリットについても書いていきますので、ぜひ参考にして下さい。

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派遣社員とは

派遣社員とは、人材派遣会社に在籍しながら、実際に働くのは派遣元の会社に紹介してもらった企業になります。

そのため、給料や社会保険の登録、福利厚生などは派遣元企業から提供されます。

また、派遣社員の方はいわゆる3年ルールというものに縛られて同じ職場では最大3年間までの派遣という制限があります。

もしも3年以上同じ職場で働きたいなら、部署を変えてもらって再契約するほか、派遣先企業から直接雇用してもらうなどの方法が挙げられます。

 

派遣社員の種類

派遣の種類の中には無期限で働ける「無期登録派遣」や、契約満了後に派遣先企業で契約社員や正社員として働くことを前提とした「紹介予定派遣」などがあります。

紹介予定派遣は、派遣として働き会社の雰囲気が把握してから、正社員になれるので入社後のギャップが生まれにくく最近では人気の働き方となっています。

派遣のメリット

ここでは、エン派遣が実施した「派遣で働くメリット・デメリット(2019年2月調査)について」を参考に、派遣として働くメリットをご紹介します。

派遣のメリット:トップ3

派遣におけるメリットのトップ3は以下のようになっています。

  • 勤務地・曜日・時間などが選べる:38%
  • パート・アルバイトより給与がいい:28%
  • 色々な仕事を経験できる:25%

1つずつ詳しく見ていきましょう。

勤務地・曜日・時間などが選べる

1つ目のメリットは勤務地・曜日・時間などが選べる点です。

派遣社員の中には、子育てをしながら働き、子供の保育園が閉まるギリギリの時間までフルタイムで働くといった自由な働き方ができます。

具体的には、8時20分に保育園に子供を預け、9時~17時まで仕事、17時半に迎えにいくといった働き方などです。

もちろん、フルタイム以外にも短時間労働という選択もあるので、条件の案件が多いのは大きな魅力となっています。

パート・アルバイトより給与がいい

2つ目のメリットはパート・アルバイトより給与がいいという点です。

しかも、パートアルバイトより給料が高いだけでなく、場合によっては正社員より給料が高いケースもあります。

実際、派遣は職種によって時給が1,500円を超えるものも少なくありません。

時給1,500円だとすると1日8時間、20日勤務で総額24万円なので年収で288万円となります。

時給1,300円だとしても20万8千円なので年収で250万円です。

大手企業と比べたら年収は低いものの、ボーナスなし昇給なしで数年働いて、これよりも低い年収で働いている正社員はたくさんいます。

なかには、派遣から正社員になった結果年収が下がってしまい、結局派遣社員に戻ってくる人もいるほどです。

色々な仕事を経験できる

3つ目のメリットは色々な仕事を経験できるという点です。

そもそも、派遣社員は未経験OKの仕事が多く、職種も幅広く選ぶことができます。

実際、一般事務の仕事を未経験で紹介してもらう方は非常に多く、コールセンターや製造業、データ入力などの仕事も未経験の方を雇うケースが多くあります。

また、IT系の仕事には一度も携わったことがない方でも、趣味で身に着けた知識とスキルをアピールしてITエンジニアとして就職することも可能でしょう。

派遣社員の仕事には、未経験OKの仕事が多いので、特別なスキルがないという人でも求人検索をしてみるのがおすすめです。

正社員になるのに有利なケースもある

アンケート結果の上位以外にも、派遣社員として働いていれば正社員になるのに有利となるメリットがあるのです。

つなぎでもOK

派遣登録する人の中には「つなぎのために…」という人も沢山います。

しかも派遣会社の担当者もそれを承知しているので、途中で「他で仕事が決まった」ということも問題ありません。

そのため、久しぶりに仕事紹介の連絡がきた場合は、派遣会社の方から「今ってお仕事されていますか?」という質問から始まることが多いです。

つなぎ派遣の人も多いからこそのセリフなのでしょう。

このように、本命は違う会社にあったり、実は正社員を目指している人が「滑り止め」感覚で働くことも可能なのです。

つなぎ派遣について詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

つなぎ派遣のメリット・デメリットと正社員転職をする場合の注意点について
「つなぎ派遣」とは聞いたことがあるでしょうか。 私はつなぎ派遣を上手く活用したことはありませんが、私の友人はしていました。 転職活動している人の中には、失業保険をもらいながらしている人もいれば、生活のためにアルバイトやパートをする人もいるこ...

つなぎ派遣のメリット・デメリットと正社員転職をする場合の注意点について

直接雇用前提の求人もある

派遣社員でも、ゆくゆくは契約社員や正社員になりたいという人は多くいます。

そんな人には「紹介予定派遣」がおすすめです。

紹介予定派遣は、派遣先企業で直接雇用になることを前提とした派遣で、最長でも6カ月以内には派遣先での直接雇用が叶います。

実際、紹介予定派遣で大手企業の契約社員になり、3年後に正社員登用された方がいました。

実は紹介予定派遣の方が、自力で転職活動をして大手企業の正社員になるよりもハードルが低いです。

紹介予定派遣について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

紹介予定派遣とは?登録型派遣との違いやメリットやデメリット、働く際の注意点など
「今の会社を辞めたい」「転職して新たなスタートを切りたい」「違うスキルを身につけて働きたい」誰もが一度はこのような考えがよぎることはあるでしょう。転職するなら早いうちが良いと良く聞きますが、まさにその通りです。 出来れば新しく良い環境の中で...

紹介予定派遣とは?登録型派遣との違いやメリットやデメリット、働く際の注意点など

引き抜きもあり得る

派遣社員として一生懸命働くと、派遣先で引き抜きにあう可能性もあります。

特に薬剤師などの専門職や、IT系などの技術職の場合は引き抜きが多いです。

派遣先から契約期間中に引き抜きの話を貰い、契約期間後に直接雇用されるということは違法ではありません。

派遣社員の引き抜きについて、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

派遣の引き抜きは違法? 引き抜き後の手数料やトラブルなどについて
仕事をしていると、有能な人は派遣社員も例外なく派遣先から「社員として働きませんか」と声がかかることがあり、引き抜きの話が出る可能性はゼロではありません。 最近では「ヘッドハンティング」という言葉も聞きますが、特に優秀な仕事能力がある人だけに...

派遣の引き抜きは違法?引き抜き後の手数料やトラブルなどについて

これまで身に着けたスキルを活かせる

これまで身に着けたスキルを活かせるのもまた派遣のメリットです。

実際にあった話として、留学経験が長いので仕事で英語を使ってみたいと担当者に相談してみたところ「せっかく英語を話せるのなら語学力を活かした方が良いですよ」と背中を押してもらい、今では英語力を活かして働いているという方がいます。

派遣の場合、資格やスキルを活かせる専門職は時給が高く、時給2,000円程度の求人も豊富です。

その方は「派遣社員で働いている方が、正社員の時よりも給料が良い」と喜んでいます。

派遣のデメリット

続いては、派遣として働くデメリットについて解説します。

派遣のデメリット:トップ3

派遣におけるデメリットのトップ3は以下のようになっています。

  • 賞与が出ない:53%
  • 気に入った職場でも長期勤務できない場合がある:52%
  • 交通費が出ない:48%

こちらのデメリットも一つずつ内容を確認してみましょう。

賞与(ボーナス)が出ない

派遣社員は派遣先の会社としても自分たちの社員ではないという意識が強いため、賞与を派遣社員の方には出さないことが多いです。

賞与なしで計算をした場合の年収がそれなりに満足している内容であれば問題はありませんが、毎月の給与も高くはない場合は正社員の方と比べて給与の開きが大きくなります。

気に入った職場でも長期勤務できない場合がある

派遣社員には3年ルールがあるのでもし気に入った職場に出会ったとしても長期勤務ができない可能性があります。

その職場で直接雇用できればいいですが、必ずしも正社員を募集しているわけではないので泣く泣く会社を去ることになるかもしれません。

交通費が出ない

今回参照データとして紹介させていただいたアンケートは2019年の調査によるものですが、2020年4月から施行される労働者派遣法の改正によって派遣社員であっても交通費が支給されるようになりました。

そのため、現在は「交通費が出ない」ということは生じないと思いますので、もし今もまだもらっていない方は問い合わせをしてみましょう。(中小企業は2021年4月1日から適用)

その他のデメリット

ランキング上位以外にもデメリットなる部分があります。

即戦力を求められる

派遣社員の求人の中には未経験OKの仕事ももちろんありますが、職種によっては即戦力を求められ、今すぐ実践できるスキルがないと採用してもらえないことも多いです。

例えば、英語力が必要とされる翻訳・通訳・英文事務などの仕事では、実務経験者しか対象にならない求人の方が多いでしょう。

また、年齢が高くなるにつれて専門職ではない仕事でも「即戦力として会社に貢献できる人か」ということが採用合否に関わってきます。

逆に言えば派遣社員の場合、年齢が高くても即戦力となる人材であれば重宝されるのです。

スキルによる時給差が大きい

派遣社員はスキルによって時給差が大きいです。

例えば、スキルがなくてもOKという一般事務と、スキルがなくては務まらないITエンジニアを比較してみましょう。

一般事務の平均時給は1,250円、月収は約21万円になりますが、ITエンジニア含む情報処理・通信技術者の平均時給は2,169円、月収にすると約36万円にもなるのです。

月収15万円も違うなんて大きな差です。

(参考:厚生労働省「労働者派遣事業報告書表8 派遣労働者の賃金)」)

また、同じ職種でも時給が違うことがあります。

例えば、某派遣サイトで「経理事務」の求人を見ると、未経験OKの「経理アシスタント」では時給1,250円~でしたが、「経理事務経験者」では時給が1600円~となっていました。

時給が400円変われば月収は6万円も違いますので、せっかくならスキルを身につけて高時給の派遣社員を目指したいところ。

派遣社員の職種別平均時給・月収については以下の記事を参考にして下さい。

派遣の平均時給・平均月収と正社員との比較、正社員よりも安くなるのは何歳から?
派遣で働く時に気にする「時給」。 仕事選びの際に、時給を重視するか仕事内容を取るかで悩むことも多いのではないでしょうか。 ただ、仕事を探す際に意外と忘れがちなのが「平均時給」です。自分の選ぶ求人が平均時給より上か下かに注目すると、実は平均よ...

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雇用が安定しない

派遣社員は同じ職場に長く居られても3年間という決まりがあるので、雇用が安定しないというデメリットがあります。

正社員の場合は就業期間に定めがないので「このままいけば〇年後には役職に就いて年収〇万円」という見通しが立ちますが、派遣社員は3年後に自分がどこの職場にいるのかさえ検討がつきません。

そのため、家や車など大きな買い物をするタイミングを図るのが非常に難しいという人もいることでしょう。

ただ大手の派遣会社であれば、プロのキャリアカウンセラーとキャリアプランを考えることもできますので、将来のために一度自分のキャリアプランを立ててみると良いのではないでしょうか。

担当者と合わない可能性がある

派遣社員は派遣会社に登録後、自分を担当してくれるコーディネーターに派遣先を紹介され、就業後は営業担当者にアフターフォローをしてもらうことになります。

例えば、派遣先でのトラブルや仕事の悩み、今後の更新、契約期間満了後の就職先などの様々な相談は営業担当にするのです。

しかし、担当者と相性が合わないということも考えられます。

中には、担当者と相性が全く合わなかったので円滑な関係が築けず「勝手に更新された」「相談してもスルーされた」というトラブルに発展したケースがあるのです。

担当者がもし自分に合う人ではなかった場合、担当者を変えてもらうか、それが難しければ派遣会社自体を変えるという覚悟も大事かもしれません。

期間満了で終わっても退職理由が自己都合になることも

派遣社員は契約期間満了で終わっても、退職理由を「自己都合」にされることもあります。

まず、派遣会社に「次の更新はしません」と1か月前に申し出ていたにもかかわらず、申し出をしてから辞めるまでの間に、派遣会社から「この仕事はどうですか」と仕事を紹介されるケースもあるのです。

そして、紹介された仕事が都合の悪い条件だったため断ったとします。

するとハローワークから、「派遣の仕事を辞めると言ってから契約期間満了までの間に一つでも仕事を紹介されて断ると、「就職先はあるのに断った」として自己都合にされることがあります。」と言われ「あとは派遣会社の判断になるので、ハローワークではどうにもできません。」と言われてしまうのです。

ちなみに、都合の悪い条件の仕事紹介だったとしても、片道2時間かかるような遠距離でない限りは「自己都合で断った」ということになるそうです。

派遣会社に問い合わせてみたら「自己都合退職になる可能性の方が高いですが、最終的な決定は教えられません」と言われました。

ただ、契約期間満了での自己都合退職の場合でもすぐに失業手当を貰えたので、派遣会社に伝える退職理由の内容によっても影響があるのかもしれません。

派遣サイトでも自己都合退職について以下のように記載がありました。

特に派遣では、以下のような場合「自己都合退職」の離職になります。
・契約期間満了前に次の派遣就業先を指示されながら、派遣労働者がその派遣就業を拒否した場合
・契約期間満了までに次の派遣就業先を指示されず、同じ派遣会社からの就業を希望しない場合

 

引用元:エン派遣「派遣社員が失業保険をもらうには?」

派遣社員の場合は契約期間満了で退職するにしても、退職理由が自己都合退職になることがほとんどだということを覚えておきましょう。

派遣社員として働く際の注意点

ここでは、派遣で働く際の注意点について解説します。

複数の派遣会社に登録しておく

1つ目の注意点は複数の派遣会社に登録しておくことです。

そもそも、派遣会社は得意とする案件が異なるので、1つの派遣会社だけだと似たような仕事ばかり紹介されてしまいます。

その点、複数の派遣会社に登録していれば、幅広い職種が体験できます。

また、担当者との相性によって悩みが増えるといったリスクも軽減できるので、必ず複数の派遣会社に登録するようにしてください。

自分が本当に求める条件は何か明確にする

2つ目の注意点は、自分が本当に求める条件は何か明確にすることです。

自分が何をやりたいのか明確になっていれば、派遣会社もあなたに合った仕事が紹介しやすくなります。

反対に、明確になっていないと自分に合わない仕事も紹介される恐れがあるでしょう。

派遣会社に登録する際は、自分が何をやりたいのか明確にして、相性の良い仕事を紹介してもらってください。

派遣社員の働き方が向いている人

派遣社員には、メリットはもちろんデメリットなる部分もありますので、人によって向き不向きがあります。

派遣の特徴から考えられる、向いている人の特徴は以下の通りです。

  • プライベートを充実させたい
  • スキルアップしたい
  • 正社員になるまでつなぎとして働きたい
  • ライフスタイルに合わせて働きたい

派遣社員は、正社員と比べて自由な働き方ができるので、プライベートを充実させたい方やライフスタイルに合わせて働きたい方にはピッタリです。

また、色々な仕事を体験できるので、スキルアップなどにも最適です。

将来的には、正社員を目指すことも可能なので、以上に該当する方は派遣社員に向いているといえるでしょう。

派遣社員をやめたほうがいい人

逆に派遣社員には本質的に向いていなくて派遣社員以外の道を目指した方が良い人は以下の項目に該当する人です。

  • 雇用の不安定さが心配
  • 給与が上がらないことに不満がある
  • 正社員との壁を感じる
  • 大きな仕事を任されたい
  • キャリアアップをしたい

派遣社員はやはり雇用の不安定さがデメリットに必ず入るので、もしもその不安定さが心配でネガティブになりがちだとしたら派遣社員はやめたほうがいいでしょう。

また、正社員ではないので大きなプロジェクトを任されたり、マネージメントなどの仕事をさせてもらう機会は少ないです。

将来のキャリアプランを組み立てにくいということも派遣社員で仕事をする上で注意したいポイントです。

派遣社員は必ずしも悪い所ばかりではない、良いところもそれなりにある

今回は派遣社員のメリット・デメリットを詳しく紹介しました。

メリットとしては、自由に働けたり、責任が重くなかったり、様々な仕事が経験できたりといったものがありました。

反対に、デメリットとしては給料が安い、雇用が安定しないなどがあると理解できたでしょう。

人によって「どうしてもこの部分は譲れない」というものがあるので、一概には言い切れませんが、トータルで見ると派遣社員という働き方は良いところが多いような気がします。

実際に派遣社員として働いた方は、「良かった・楽しかった」と言っているケースが多く、「子育て世代のママ」や「主婦」、「スキルのある専門職の人」におすすめできるものになりました。

派遣社員の働き方に興味がある方は、一度体験してみるのをおすすめします。

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