正社員への転職は難しいと言われる理由や正社員になる為の取り組み

正社員

正社員に転職したいと思っても、難しくて実際になれない人も多いですよね。

求人を見ていると「正社員募集」という会社は案外多いように見えますが、実際に採用試験を受けるとライバルが多くて、採用に至らなかったという人が実際に私の周りにもいます。

求人は多いのに、何故受からないのか疑問ですよね。

実は、転職が難しい理由は何個かあります。また、転職が特に難しい職業や、転職が難しい人の特徴というのもあるのです。

本記事では、「正社員への転職が難しい」ということについて掘り下げ、逆に正社員に転職しやすい職業や、転職できるための対策についても詳しく紹介していきます。

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実は今は売り手市場、求人数が求職者を超えている

厚生労働省では、ハローワークにおける「仕事の求人数」を「求職者数」で割った数である、「有効求人倍率」というものを計算し、毎月公表しています。

この有効求人倍率から分かるのは、求人を出している会社に対し、求職者数はどれだけいるのかということです。

令和元年5月の時点で、正社員の有効求人倍率は1.15倍でした。(参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和元年5月分)について」

このように、有効求人倍率は「○倍」という数値で表され、1倍より大きくなると求人数(仕事の数)が多い状態、いわゆる売り手市場を示します。

ちなみに、1990年のバブル期の有効求人倍率は1.46倍。かなりの売り手市場だったということになりますよね。

一方、1倍より小さくなると求職者が多い状態、つまり仕事を見つけるのが難しい状況ということになります。

2008年のリーマンショック直後は1倍を大きく下回り、0.4倍まで下がったようですから恐ろしいですね。

ただ、この数値は地域によって変わります。

以下の表は新卒者を除き、パートタイム労働者を含んだ有効求人倍率ですので、正社員だけの有効求人倍率ではありませんが、地域別に比較してみましょう。

地域 令和元年5月
有効求人倍率
北海道 1.30倍
宮城県 1.67倍
東京都 1.54倍
福井県 2.18倍
大阪府 1.55倍
愛知県 1.94倍
広島県 1.87倍
愛媛県 1.75倍
福岡県 1.45倍
沖縄県 1.33倍

データからは、福井県が全国一の有効求人倍率2.18倍ということが分かりました。三大都市圏の数値を大きく抜いていますので、非常に働き手不足なのでしょう。

また、北海道や沖縄といった端の方の地域では有効求人倍率が低くなってはいますが、それでも売り手市場と言えますね。

正社員への転職が難しいと言われる理由

正社員の有効求人倍率が1.1倍という低い数値で、売り手市場を表しているのに、なぜ正社員への転職が難しいのでしょうか。

最近、私の知人の40代男性が「40代で正社員になるのってこんなに大変なんだと痛感した。」と言っていました。

転職が難しい理由の一つに、確かに「年齢」はあるでしょう。

ただ年齢だけでなく、転職活動をする上で上手くいかない人は、他にも理由になるものがいくつか考えられるのです。

以下で具体的に見ていきましょう。

好条件を狙うから難しくなっている

正社員になりたいと思っても、実は会社の規模や待遇などで好条件を狙っているために正社員になるのが難しいという人も多いです。

会社側も正社員を雇うにはコストがかかり、また一度雇うと簡単に解雇することはできないため、今は「契約社員」や「派遣」という雇用形態で求人をかける会社も多くなってきています。

会社の規模は大きいほうが良い、給料は月30万は欲しい、ボーナスは絶対にほしいなどと好条件の仕事ばかりを狙っていては、ライバルが多いのは当然で、その分選ばれるのも難しくなって当然ですよね。

会社の規模を考えず、待遇もあまり好条件を狙わずにいれば、「正社員」という肩書を手に入れるのは案外簡単かもしれません。

年齢に見合ったスキルや経験がない

年齢を重ねるにつれ、転職の際にはその年齢に見合ったスキルや経験が求められます。しかし、実際のところアピールできるスキルがないという人も多いです。

年齢を重ねていても何のスキルもない場合、一から教育して仕事ができるようになるには時間がかかることが予測されたり、これまで転職を何度も繰り返していたために一つの会社に何年もいた経験がないという人は、どうしても転職には不利になるでしょう。

ただ、特別に秀でたスキルや経験がなくても、例えば会社の売り上げに貢献したなどの実績があればアピールできますね。

良い会社は退職者も少なく狭き門

名の知れた会社や条件が良い会社では、退職者も少ないために求人が出たとしてもたった1名の募集だったりするので転職は難しいでしょう。

良い企業を辞めようとする人は中々居ませんし、自分がそこで働いていた場合を想定しても、簡単には辞めたくないですよね。

私の友人に、いつも募集人数がたった1名の会社ばかりに応募している人がいますが、やはり全然就職が決まりません。

良い会社の求人が出るまで待っていても、簡単に退職者は出ないので違う会社に応募する方が早いでしょう。

会社の中には職歴が派遣だからといって断るところも

会社の中には、職歴を見て「前職が派遣社員」という理由で断るところもあります。

これは私の知人の話ですが、彼女は35歳から5年間、派遣社員として数か所で働き、これが最後の挑戦だと思って面接に挑んだのですが、「この5年間ずっと派遣社員ですか…。責任ある仕事の経験がほぼないんですね。」と顔をしかめられてしまったそうです。

彼女は何かフォローしなくてはいけないと思いつつも、確かに正社員のような責任のある仕事ではなかったために何も言えず、結果落とされてしまいました。

このように、前職が派遣社員であることで、責任ある仕事を任せてもらえないという立場や、職場を転々としていたことが一貫性のないキャリアだと捉えられてマイナスに転じることは少なくないのです。

派遣社員から正社員になることについて、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

派遣から正社員になる為の手段と方法、なりやすい人の特徴。直接雇用や紹介予定派遣、転職の違いまとめ。
派遣社員として働いていると「正社員はいいなぁ…」と思うことってありますよね。 私も実際に派遣社員として働いていた時に「正社員を目指そうかな」と考えたことがあります。その時は単純に「年収を上げたいから」という理由でした。 では、派遣社員から正...

既卒ではなく新卒至上主義と考える会社も

会社の中には、既卒者ではなく高学歴の新卒者を優先して雇うという「新卒至上主義」のところも多いです。

新卒至上主義の会社では、既卒者がこれまで積み上げてきた就職経験が「かえって柔軟さを欠く」という考えがあったり、これまでのスキルや経験といったものを重視して採用しなくてはいけない点に不便さを感じているところがあります。

特に求職者の年齢が30代を超えてくると、そういった点だけでなく「長期的に働いてもらいたい」という理由もあって、正社員になれる可能性は低くなるのが現状です。

それに対して、新卒者の場合は職歴がない分柔軟ですし、若さがあるため吸収力も高く、新人教育が一気にできるためコスト削減につながるといったメリットもあるのでしょう。

ただ、最近は既卒者の採用を積極的に行う企業も多く見かけます。

正社員になるのが特に難しい職業、比較的なりやすい職業

「正社員になるのが難しい」と悩んでいる人の中には、正社員になるのが特に難しい職業を狙っているためになれないという人も多いです。

皆さんは転職活動をする際に、自分が就きたい職業の倍率を調べたことがあるでしょうか。

私は高校受験の時くらいしか、倍率を調べたことがなかったのですが、実は職業別に「有効求人倍率」が公表されています。

ここからは、正社員になるのが特に難しい職業と、反対になりやすい職業を有効求人倍率に沿って紹介します。

(参考:厚生労働省「職業別一般職業紹介状況[実数](常用除パート)」

正社員になるのが特に難しい職業

正社員になるのが特に難しい職業をいくつか挙げていきましょう。

事務職は一番難しい

事務職全般の有効求人倍率は0.43倍と低く、中でも「一般事務」は有効求人倍率が0.32倍と最も低いため、300人に1人しか受からないという現状です。

非常に人気が高く難関と言えますね。

これだけ人気が高いので、会社側もわざわざ正社員ではなく派遣社員として求人をかける会社も多いのですが、派遣だとしても一番人気の職種になっています。

ただし、企業の規模にこだわらずに「まずは正社員の事務職としての経歴を作りたい」という気持ちで転職活動をすれば未経験でも事務職募集をしている企業はあります。

デザイナー

美術家やデザイナーの有効求人倍率は0.37倍と低くなっているので、これもまた狭き門だと言えます。

専門的、技術的職業自体の有効求人倍率は2.01倍と高いので需要はあるのですが、デザイナーとなるとほんの一握りの人しかなれないのでしょうね。

機械組み立ての職業

生産工程の仕事の中でも、機械組み立ての職業は有効求人倍率が0.71倍と低くなっています。

メーカーが製造した各種部品を組み立て建設の機械や自動車などを作る仕事です。

平均年収が400万円代と高めであることも人気の理由になっています。

比較的正社員になりやすい職業

次に、正社員になりやすい職業を挙げていきます。

外勤事務職

事務職でも外勤事務は有効求人倍率が4.26倍と最も高く、なりやすいでしょう。

事務と聞くとオフィスに座りっぱなしのデスクワークをイメージしますが、外勤事務は外回りをする仕事です。

例えば電気やガスメーター、水道メーター検針をしたり、また、それらの料金の集金や調査票に記入をするよう依頼しに外回りをします

事務職と言えどあまり「女性の仕事」といったイメージは少ないかもしれません。

介護サービス業

介護サービス業は有効求人倍率が3.40倍と高く、需要があります。

体力仕事で人の入れ替わりも多い分、人手が不足しているので未経験者の採用も積極的に行われている会社が多いです。

今は高齢時代なので一度ヘルパー等の資格を取ってしまえばその後の仕事にも困ることは少ないでしょう。

IT系技術職

プログラマーやエンジニアなどのIT系技術職の有効求人倍率は2.36倍と求人数も多く注目されている職業の一つです。

学歴や職歴よりも知識や技術が重視されるので、技術を身に付けさえすれば需要は沢山あるでしょう。

ただ、需要が多いだけに仕事量もあるので残業や休日出勤が必要になる場合もあります。

特に正社員になるのが難しい人の特徴

正社員になるのが難しいというのには理由がありましたが、特に正社員になるのが難しい人の特徴というのもあります。

では、どんな人が正社員になるのが難しいのか見てみましょう。

職歴なしの人

例えばフリーターをしていて就職経験がなかった場合、急に正社員を目指すのは難しいのが現実です。

特に年齢が高くて職歴がない人ほど「今まで何をしてきたのか」と悪い印象をもたれやすくなるでしょう。

ただ、会社によってはその間に勉強してきたことを重視してくれたりと、反応は異なることもあるので一概には言い切れません。

シングルマザー

シングルマザーで子育てをメインでしてきた人が正社員を目指すケースも多いでしょう。

しかし、社会復帰までのブランクがある人であれば尚のこと、仕事を一から習得するのに時間が大幅にかかることが懸念されたり、子供がいることによって出欠にも影響があるため雇用されないことが多いです。

たとえその人自体に問題はなくても、配偶者がいないために子供に何かあったらその人が対処しなくてはいけないので、会社としても雇用するデメリットを考えてしまうのでしょう。

ただ、シングルマザーだと経済面で必然的に働かなくてはいけない人が多いので、「働く意志は強い」とみなしてくれる会社も中にはあります。

条件に妥協せず難しい仕事を狙う人

好条件の仕事や倍率の高い事務職など、難関なものばかりを狙っている人は正社員になるのが難しいです。

私の周りにも大手企業の正社員を目指してばかりいる人がいましたが、特別秀でたスキルがあるわけではないために、半年以上仕事が決まりませんでした。最終的に、彼女は派遣社員として大手企業に入るという選択をしたようです。

住む家を探す時もそうですが、自分の中で都合の良い条件が揃ったものには中々出会うことができませんし、やっと出会えたと思ってもハードルが非常に高いのは当然なのです。

正社員に転職できるための対策

ここまでは、正社員になるのが難しい理由や、特に難しい職業や転職できない人の特徴を説明しました。

その中に自分に当てはまるものがあった場合、どのようにすれば正社員に転職できるのでしょうか。

ここからは、正社員に転職できるための対策を挙げていきます。

どれか一つでもチャレンジすることで、きっと良い方向に進みますから、ぜひ参考にしてみて下さいね。

資格取得やスキルアップの勉強

正社員になりたいと思っている人は多いです。ライバルに差をつけるには、スキルアップを図って資格を取得するなど、勝てるポイントを増やしていくのが一番でしょう。

とは言え、何かと忙しくて勉強に時間を割けないという人もいますし、資格取得に時間がかかるからそんなことしていられないと思う人もいますよね。

しかし、本気で正社員になりたいと思っている人は、忙しいながらもそれをこなし、転職活動と並行して資格取得やスキルアップのために勉強しています。

スキルがない人とある人だったら、会社はスキルがある人を選ぶに決まっていますよね。努力はきっと身を結びますので、頑張ってやってみましょう。

会社を選ぶ条件を妥協することも必要

中々決まらないという時は、会社を選ぶ条件が好条件過ぎるのかもしれません。

特に、年齢に見合ったスキルがない人はある程度条件を妥協しないと会社から選んでもらえないのが現状なのです。

給料、立地、勤務時間など、絶対に譲れない条件を1つ2つだけに絞ってみると、会社の選択肢も広がるのではないでしょうか。

紹介予定派遣を狙う

正社員になりたいからと採用試験を受けてはいるけど、中々正社員になるのが難しいという人は、紹介予定派遣を狙ってみるのも良いでしょう。

紹介予定派遣とは、派遣社員として半年以内の期間を派遣先で働いて、その後派遣先企業と自分の間で合意があれば、派遣先で直接雇用されるという派遣形態です。

まず派遣会社に登録し、派遣会社を通して紹介予定派遣の求人を紹介してもらう必要がありますが、登録するのも簡単ですし、この方が自分で採用試験を受けて正社員を目指すよりもずっと近道になることも多いのです。

現に私の友人は紹介予定派遣から大手企業の直接雇用を勝ち取りました。

紹介予定派遣について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

紹介予定派遣とは?登録型派遣との違いやメリットやデメリット、働く際の注意点など
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コミュニケーション能力を養う

コミュニケーション能力は非常に大事な能力だと言われています。

会社によっては「いくら仕事ができても、うちの会社に馴染めないような人はダメ」という判断をするところもあるでしょう。

コミュニケーションを取るのが苦手だと感じていたり、人と目を合わせるのが恥ずかしいという人は、せっかく自分がアピールできるものを持っていても台無しにしてしまうことがあります。

コミュニケーション能力を養えるように、前もって本など勉強しておくと良いでしょう。

とにかく沢山の求人に応募する

今は売り手市場なので求人数は多いですから、とにかく沢山の求人に応募しましょう。

私の知人の42歳の男性は最近退職し、現在転職活動をしていますが、「年齢がネックだから人より沢山応募しなくては」と言って4ヶ月で100社以上の求人に応募し、内定を数社からもらっていました。

2019年3月時点でのデータによると、2020年3月大学卒業予定の学生一人あたりのエントリー社数の平均は23.1社だそうです。(参考:「キャリタス就活2020 学生モニター調査結果」

新卒の若い学生ですら23社も受けているのですから、年齢が高くなればなるほど、沢山受けて当然だと考えられますね。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という言葉があるように、何社も受けていれば1社や2社は受かると期待して沢山応募しましょう。

大手企業ばかりを狙わず中小企業を狙う

大手企業は確かに魅力的ですが、正社員になるにはハードルが高すぎるかもしれませんので、あえて中小企業の正社員を狙ってみるのはありでしょう。

中小企業にあまり良くない印象を持っている人もいるかもしれませんが、中小企業でも今後伸びていく会社も沢山ありますし、中小企業ならではの良いところも沢山あります。

私の知人に40代の女性がいますが「大手なんて言ってられない年齢だから、正社員であれば割とどこでもいい」と言って中小企業の正社員の採用試験を受けたら、2社目で見事採用されました。

自分のアピールの仕方を考えなおす

まずはこれまでの自分の経験やスキルから、自分のアピールポイントを明確にしましょう。

そしてどのようにそれをアピールするかを詰めていかなくてはいけません。

たとえスキルが高くなくても経験が少なくても、言い方一つで良く聞こえたり悪く聞こることもあります。要するに物は言いようなのです。

これまでの自分の履歴から、その会社にどのように貢献できるか、私は必要な人材だということを伝えられれば印象は良くなるでしょう。

何度も挑戦する気合が必要

ここまで、正社員への転職が難しいことについて色々なことを説明しました。

正社員への道は難しいから諦めようと思っていた人は、ぜひ転職できるための対策にチャレンジしてみて欲しいと思います。

正社員になりたいという人には、少なからず「正社員になったら○○したい」というものがあるでしょう。

私の40代の知人男性でも実際に100社以上受けたら正社員に転職できたので、諦めずに何度も挑戦する気合が必要です。

良い転職ができるように応援しています。

派遣社員から正社員の転職は戦略的に進めて成功率を上げよう

派遣社員から正社員への転職は正社員から正社員への転職よりも少し難しくなります。

ただ、それは何も対策をしなかったらという話なので、しっかりと戦略を立てて動くことで成功率を上げることはできます。

まず、登録する転職サービスは派遣社員から正社員への転職実績が強いサービスを選びましょう。

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