派遣社員の実態まとめ。やっぱり厳しい?選ぶべきではない?

派遣社員の働き方

派遣社員の実態はどうなのか、気になる人は多いでしょう。

実態と言っても、給料面なのか仕事面なのか、沢山の項目があって調べ方が難しいですよね。

本記事では、派遣社員の実態について、派遣社員数などの基本的な実態と「給料」「生活」「派遣先」「その他」という項目ごとに分けて詳しく説明しています。

派遣社員のことがよく分かるのでぜひ参考にして下さい。

派遣社員の実態

派遣社員の実態について、まずは基本的な派遣社員数や全体に占める割合、職種別割合などを見ていきましょう。

データは日本人材派遣協会が公表しているものを基にしています。

(参考:日本人材派遣協会「派遣の現状」)

派遣社員数、割合、推移

2019年1~3月平均の派遣社員数は約142万人、雇用者全体の数が5,619万人(役員除く)となっていますので、全体的に見る派遣社員の割合は2.5%となります。

私の派遣先にいた派遣社員の数は多かったはずですが、全体として見ると以外に派遣社員の数は少ないですね。

この割合は15年間ほどで特に大きな変動はなく、2~3%を推移しています。

職種別派遣社員の割合

2018年の職種別派遣社員の割合(男女計)を見てみましょう。

グラフを見ると事務職が最も多いです。しかし実際は事務職に就く男性男性は約10%程度しかいないので、ほとんどが女性となっていて、派遣社員の女性の約半数が事務職に就いています。

次に多いのが製造関連職なので、工場勤務の派遣社員です。男女計にすると4人に1人は工場勤務のようですね。

運搬・清掃などの力仕事は全体で見ると14.7%となっていますが、主に男性の派遣社員で占めています。女性だけだと約10%程度になっていました。

専門・技術職やサービス業・販売職などはそこまで大きな割合差はありません。

ただ専門・技術職の場合、男女比は大きく、女性が約6%なのに対し男性は約12%と2倍となっていました。

派遣の満足度

派遣社員の満足度については、厚生労働省の不本意非正規労働者の割合を見てみましょう。(参考:厚生労働省「不本意非正規雇用労働者の割合・人数の推移」)

これは派遣社員だけのデータではありませんが、派遣社員・契約社員・アルバイト・パートなどの非正規雇用労働者のデータとなっています。

不本意非正規労働者とは、現在、非正規雇用の仕事に就いている理由が「正規の職員・従業員の仕事がないから」と回答している人のことです。

つまり「本当は正社員になりたいのに非正規雇用労働者になった人」です。

データは男女別になっています。

男性の場合は22.4%、約5人に1人は正社員になりたいのになれていない状況です。

男性は一家の大黒柱として働く人が多いので、正社員になりたいという気持ちが女性よりも高いというのもあるでしょう。

ただ5人中4人は非正規雇用に満足しているということが言えます。

一方、女性は10.6%しかいないので、約9割の人は「あえて非正規社員になっている」状態、つまり非正規雇用に対する満足度は男性よりも高いのです。

トータルで考えると約8割の人が満足していることになりますね。

人気の職種NO.1は事務

派遣社員の人気の職種ナンバーワンは事務です。

先程も言ったように、派遣社員全体の32.4%の人は事務職に就いていて、女性だけだと45.9%と、約2人に1人は事務の仕事をしています。

事務には一般事務やデータ入力・人事・総務・経理・営業・英文など沢山の種類がありますが、中でも「一般事務」は未経験からスタートできるので一番人気です。

主な仕事内容は「電話応対・社内メール対応・書類作成・データ入力・ファイリング」となっています。

事務職は派遣社員だけでなく他の雇用形態でも人気なので、300人に1人しか受からないというデータもありますが、派遣社員の場合は求人数も豊富なので事務職に就ける人が圧倒的に多いのです。

派遣の事務職について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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派遣社員の給料の実態

派遣社員の場合は、実務経験者と未経験者では待遇差が大きく、また職種によっても大分差があります。

ここからは派遣社員の給料の実態を話しますが、月収や年収については、派遣の全職種の平均金額を基に説明していきますので、当然「こんなに貰っていない」「こんなに低くない」と思う人もいるでしょうがご了承下さいね。

派遣社員の平均月収

派遣社員の平均月収は約25万円です

(参考:厚生労働省「平成29年度の「労働者派遣事業報告書 集計結果」

この数字だけ見ると、よく見る正社員の求人に書かれた給料よりも高いことが分かるでしょう。

雇用形態が正社員の場合でも「給料20万~25万」というような求人は沢山ありますよね。

派遣社員は月収で見ると正社員より給料を貰っているケースが多いのです。

また時給が高いため、同じ非正規雇用労働者であるアルバイトやパートよりも給料を貰えます。

時給別に月収を見てみましょう。

時給 月収
1,000円 168,000円
1,100円 184,800円
1,200円 201,600円
1,300円 218,400円
1,400円 235,200円
1,500円 252,000円
1,600円 268,800円
1,700円 285,600円
1,800円 302,400円
1,900円 319,200円
2,000円 336,000円

時給が100円違うと月収は16,800円も変わりますね。

また、時給1,500円の仕事をすれば、平均月収の25万円が貰えます。

派遣社員の平均月収について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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派遣社員の年収

派遣社員の全業務の平均月収である約25万円を年収にすると、約300万円が平均年収ということになります。

年収は通常、給与の他に賞与などが含まれますが、派遣社員にはボーナスや大きな昇給がありません。

正社員のように年功序列ということはなく、常に時給に沿った年収となりますから正社員に比べると低くなります。

派遣社員の時給別の年収を見てみましょう。

時給 年収
1,000円 2,016,000円
1,100円 2,217,600円
1,200円 2,419,200円
1,300円 2,620,800円
1,400円 2,822,400円
1,500円 3,024,000円
1,600円 3,225,600円
1,700円 3,427,200円
1,800円 3,628,800円
1,900円 3,830,400円
2,000円 4,032,000円

派遣の中でも時給によってかなり年収に差がありますね。

特に高時給の専門職・技術職の人は年収400万円近く貰えます。

派遣社員の年収について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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昇給、時給アップ

派遣社員の場合、時給アップは全くしないかというとそうではありません。

自分のスキルが見染められたり、交渉によって昇給する人も多いです。

過去3年間の間に昇給したという派遣社員の割合は約3人に1人。そのうちの約半数は時給が10円~50円上がっています。

(参考:一般社団法人 日本人材派遣協会「派遣社員WEBアンケート調査2017年度」エン・ジャパン「お給料・時給(2019年3月調査)について」))

派遣社員の昇給、時給アップについて、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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派遣社員の残業

派遣社員は残業の有無が選べます。

最初から「残業全くなし」という条件の会社も沢山あるので、残業したくないという人は残業が全くないことを売りにしている会社を選びましょう。

また残業がある会社でも、派遣社員にサービス残業はありません。

そのため、あえて残業が多い派遣先を選び、沢山残業して給料を多くもらっている派遣社員もいます。

私の友人は残業だけで数万円稼いでいました。

派遣社員はサービス残業だらけの会社で働く正社員よりもよっぽど稼げるのです。

交通費

派遣社員の交通費は、昔はほとんど支給されていませんでしたが、現在は交通費支給ありの求人も多くなってきています。

例えば大手派遣会社「アデコ」では、約半数の求人が交通費支給ありとなっていますし、「エスプールヒューマンソリューションズ」でも約8割の求人が交通費の支給ありの会社です。

「交通費が出ないから派遣はちょっと…」という考えはもう古いと言えるでしょう。

派遣社員の生活の実態

派遣社員の生活は安定しているのでしょうか。

金銭的な面でもプライベートの面でも気になることは多いでしょう。

ここからは派遣社員の生活の実態を紹介します。

派遣社員の生活費の実態

派遣社員の生活費はどのくらいなのでしょう。

生活費は人によって異なりますが、以下はある派遣社員の生活費です。

  • 家賃:7万円
  • 食費:3万円
  • 光熱費、電話代:2万円
  • 子供にかかる費用:1.5万円
  • 交際費:1.5万円
  • その他雑費:1万円 合計:16万円

上記のように16万円の生活を保つには、手取りで16万円は貰わないといけません。

手取りは給料の75%~80%であることがほとんどで、扶養家族の有無によっても変わります。

以下は独身で給料の約80%が手取り額の場合の手取りです。

月給 20万円 21万円 22万円 23万円 25万円 27万円 30万円
手取り 16万円 16.8万円 17.6万円 18.4万円 20万円 21.6万円 24万円

最低でも20万円の給料を貰わないと、16万円の生活が成り立たないということになりますね。

たとえば派遣社員の3割である事務職の平均月収は約22万円なので、ぎりぎりの生活をしている派遣社員が多いと言えるでしょう。

(参考: 一般社団法人日本人材派遣協会「職種別派遣料金・賃金の状況」

仕事とプライベートの両立の実態

派遣社員は仕事とプライベートの両立ができるとよく言われていますが、それは本当です。

派遣サイトが行ったデータに、正社員・派遣社員・契約社員に対して「仕事と私生活とのバランスの満足度」を調査したデータがあります。

上記を見ると、「バランスが悪い」と一番多く答えたのは正社員で「悪い」が一番少なかったのは派遣社員ですよね。

私は実際に子育てしながら派遣社員をしましたが、仕事とプライベートの両立ができて良かったです。

主婦が扶養内で働くことは可能?

派遣社員は主婦が扶養内で働くことも可能な働き方です。

扶養内で働くには、扶養から外れて自分で保険に加入しなければならない条件を知っておく必要があります。

扶養から外れなければいけないケース

  1. 「2カ月以上」の雇用見込みがある場合
  2. 自分の年収が130万円(見込み)以上の場合
  3. 自分の収入が夫や親(被保険者)の年間収入の2分の1以上ある場合

上記から考えると、2カ月以内の短期派遣で働き、年収が130万円(月約10万8千円)以下である仕事を選びましょう。

また、旦那さんの「所得税・住民税の配偶者控除」の対象になるには、年収103万円以下でなければいけません。

ただ、年収が130万円に満たなくても、年間収入が旦那さんの半分以上ある場合は扶養に入れなくなるので注意が必要です。

これらに注意すれば、派遣社員で扶養内で働くことが可能です。

2020年の同一労働同一賃金で派遣社員の待遇改善に期待

2020年に新しい働き方改革で「同一労働同一賃金」という取り組みが開始されます。

国は、正社員と派遣社員を含めた「非正規雇用労働者」の間にある待遇差を解消しようとしているのです。

それによって、これまで派遣社員にはなかった賞与や退職金が出る可能性が高くなりますが、まだどのような対応をするのか、どこの派遣会社も発表していません。

非正規雇用労働者にとっては非常に気になることが多いので、今後の国の動きに注目ですね。

派遣社員の退職金について、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

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派遣社員の派遣先での実態

派遣社員として働いたら実際はどんな感じなのでしょうか。

仕事内容は楽なのか、それとも忙しいのか、実際は楽しいのか、辛いのか…。

今後も派遣社員として働くのか、直接雇用に転換する人はどのくらいいるのかなど、派遣社員の派遣先での実態について説明します。

派遣先で直接雇用に転換する人も多い

派遣社員は派遣先で直接雇用に転換する人も多いです。

もともと直接雇用が前提の「紹介予定派遣」の場合、正社員になった人の割合は57.8%と約半数、契約社員に転換した人は34.4%となっています。

紹介予定派遣でなく、通常の派遣でから正社員になった人の割合は38.1%と約4割、契約社員になった人はさらに多く47.3%と約半数近くです。

(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「派遣先での直接雇用転換」

派遣社員として働いていても一生派遣とは限らず、直接雇用となる可能性も高いことが分かりますね。

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派遣社員の仕事内容の実態

派遣社員の仕事内容については、職種や派遣先によって様々ですが、一般的には楽な仕事が多いです。

派遣社員は責任のある仕事を任せられることがほとんどなく、簡単な作業ばかり任されるとも言えますね。

派遣社員の職種別割合の上位3位にあった「事務職」「製造関連職」「運搬・清掃・包装等」は特に、同じことの繰り返しをするという作業がほとんどなので未経験でも始めやすく、試行錯誤して取り組む必要があまりない仕事と言えるでしょう。

私は実際に事務職でしたが、マニュアルに沿って進めていれば問題なく、イレギュラー対応は全て社員が処理してくれたので楽でした。

ですので派遣社員は楽しいという人が多いのも納得できます。

ただ、派遣先によっては忙し過ぎたり、大量の仕事を任されて頭がパンクしそうということもあり得るでしょう。

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派遣社員のいじめの実態

派遣社員にはいじめがあると聞いたことがある人もいるでしょう。

派遣先によっては確かに派遣社員に対するいじめがあり、私の友人も実際にいじめられて悩んでいたことがあります。

もしそのような悪い派遣先にあたってしまった場合は、すぐに派遣会社に相談し、解決してもらいましょう。

以下の記事でも対策について書かれていますので参考にして下さい。

派遣でいじめられた体験談と対策。辞めた後に賠償請求はできる?
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派遣社員の使い捨ての実態

「派遣社員は使い捨て」という言葉は要するに「都合の良いように使われる存在」という意味です。

派遣社員は「人手不足を補うための即戦力」なので、使い捨てと言えば悪いように聞こえますが、期間限定の働き方なのでそう言われても仕方ない部分も正直あるでしょう。

ただ、すぐに使い捨てされないためにスキルアップをするなど、できることは沢山あります。

派遣の使い捨てに関して、詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

派遣社員は使い捨ての存在?上手く使って使い捨ての存在にならないようにするにはどうする?
「派遣は所詮、使い捨てだから」なんていう言葉があるのは知っていますか。そんな酷い言葉があるなんて信じられないという方もいるでしょう。しかし、実際にそのような扱いを受けたという声があるのです。 派遣は使い捨てだなんて、まるで雑巾のような...

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派遣社員の実態Q&A

ここからは、上記項目にはない派遣社員の実態について説明します。

日常の中で感じる派遣についての些細な疑問や、一般的にはどうなんだろうということについて書いていますので参考にして下さい。

派遣で働いていると底辺扱いされる?

派遣社員は底辺だという人は実際にいます。

実際にそう思っている人たちが派遣社員をいじめたり、派遣はただの使い捨てだと言うのでしょう。

また、世間体を気にする年配の世代などは「正社員でないこと」に対して厳しい傾向にあるのも事実です。

しかし、派遣社員であることに満足している人も多いので、周りの反応はなく自分が納得していれば良いと思います。

派遣先での底辺扱いについては、派遣会社と派遣先をしっかりと選ぶことが大事です。

派遣会社の見分け方、やめた方がいい派遣会社ってどんな特徴がある?
皆さんはどのようにして派遣会社を選んでいますか。 私は特に考えもせずに数社に登録しましたが、それらの派遣会社を選んだ理由は単純に「良い案件が載っていたから」「就活に焦っていたから」「友人が派遣会社を紹介してくれたから」です。 し...

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失敗しない派遣先の選び方。初めて登録した後の最初の派遣先は失敗しやすい?
派遣先を選んで「失敗した」と思ったことはありますか。 特に数社の中から選んだ場合「違う会社を選んでいたらどうなっていたんだろう」と考える人は多いかもしれませんね。 では、失敗しない派遣先を選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか。...

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クレジットカードやローンの審査に通らないって本当?

派遣社員だからという理由だけでクレジットカードやローンの審査に通らないということはありません。

日本では、審査通過の条件を雇用形態に限定している会社はほとんどなく、総合的な判断で審査をしています。

私は実際にクレジットカードで審査に通らなかったことはないですし、私の友人も派遣社員でローンを組めました。

審査に落ちることがあるとすれば、過去にローン未払いで滞納していたり法律に違反するなど違う理由があるはずです。

派遣の職歴はマイナス要素?

派遣社員の職歴はマイナス要素になるとは限りません。

就職先の会社にもよりますが、派遣社員の場合は年齢に見合った経験とスキルが重視されますので、「派遣社員としてこんな経験を積んできました」「身に着けたスキルはこんなにあります」と言えるものがあれば印象は良いでしょう。

特に専門職・技術職をしている派遣社員の場合は、好印象になりやすいです。

一方で、年齢が高い割にはずっと派遣しか経験がなく、何も秀でたスキルなどが無い場合はマイナス要素になります。

ただ、派遣社員だからというだけで、その人自体をマイナスに見るような会社には行かない方が良いでしょう。

派遣の職歴が多い人や職歴が少ない人、職歴なしの人の履歴書の書き方
転職する際に必要な書類として「履歴書と職務経歴書」がありますが、派遣社員の職歴を書く時は、どうやって書けば良いのか困る人は多いでしょう。 特に派遣先が一つではなく複数の就業経験があったりすると「書き切れないかも…」と焦りますよね。 ...

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スキルアップってできるの?できないの?

派遣社員はスキルアップができる働き方です。

派遣の仕事は一つの業務に特化した働き方が多く、その分野でスキルアップを図りやすいでしょう。

また、プライベートの時間がしっかり確保できるので、帰宅後に資格を身に着けるための勉強をすることも可能ですし、大手の派遣会社であれば提携スクールがあり、特典や割引制度があったり、OAスキルやITスキル、語学やビジネスマナーなど沢山の講座が無料で受講できるサポート制度が整っています。

派遣切りって本当にある?不景気になったら仕事がなくなる?

派遣切りはないとは言い切れません。不景気によって派遣先の経営が悪化すれば、

人員整理解雇の対象になるのもやむを得ないでしょう。

しかし、派遣先の経営不振によって契約終了となっても、突然「明日から仕事がありません」ということはなく、原則として契約期間の終了日までは働くことが可能です。

もし派遣切りにあってしまったら、複数の派遣会社に登録してできるだけ早く次の仕事を見つけましょう。

また、できるだけ派遣切りにあわないように大きな派遣先を選んだり、スキルアップをするなど普段から対策を図っておくのが良いですね。

優先したいものは何かを明確にして派遣社員になろう

今回は派遣社員の実態について様々な項目ごとに説明しました。

ここまでをまとめてみましょう。

まとめ

  • 派遣社員の雇用者全体に占める割合は2.5割(約142万人)
  • 職種別割合は「事務職」が一番多く「製造関連職」や「運搬・清掃・包装」がその次に多い
  • 派遣社員の満足度は高く、約8割は満足している(男女計)
  • 人気の職種ナンバーワンは事務
  • 派遣社員の全職種の平均月収は約25万円、年収にすると約300万円だが、職種によっては年収400万円以上の人もいる
  • 派遣社員も昇給が可能で時給が10円~50円上がっている人が多い
  • 派遣社員は残業の有無が選べるし、サービス残業はない
  • 交通費支給の求人も多くなってきている
  • 派遣社員はぎりぎりの生活費であることが多い
  • 派遣社員は仕事とプライベートの両立ができる
  • 主婦が派遣社員として扶養内で働くことはできる
  • 紹介予定派遣から正社員になった人の割合は約6割、契約社員になった人は約3割
  • 通常の派遣から正社員になった人の割合は約4割、契約社員になった人は約5割
  • 派遣社員の仕事内容は一般的には楽
  • 派遣社員に対してのいじめ・使い捨て扱い・底辺扱いする派遣先もあるが、派遣会社と派遣先を選ぶことが大事
  • 派遣社員だからという理由だけでクレジットカードやローンの審査に通らないということはほぼない
  • 派遣社員の職歴はマイナス要素とは限らない、年齢に見合ったスキルや経験があれば問題なし
  • 派遣社員はスキルアップができる
  • 不景気になれば派遣切りもあるが契約終了までは働ける

派遣社員という働き方を理解して、何を優先したいのかを明確にすると、自分には派遣社員が合っているのかが分かります。

自分に合った雇用形態を見極めるためには、自分の優先順位を考えることが大事なのですね。